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慶北教育庁、全教組弾圧の先頭だったが高裁判決で大混乱

「学校復帰したところ期間制教師に」... 学生の担任が一年で3人変わることも

パク・チュンヨプ記者 2014.09.19 19:16

全教組慶北支部の専従L氏は、学校に復帰しろという教育部と慶北教育庁のいやがらせで今学期は慶北のY小学校担任に復帰した。 直前の学期まで担任だった期間制教師は、契約期間を満たせずに解雇された。 その間、9月19日のソウル高裁の判決により、全教組が合法労組の地位を認められたことで、 L氏はまた全教組専従になるため休職する状況になった。 教育部と慶北教育庁の措置で全教組、期間制教師、学生がすべて被害を受けることになったのだ。

そのため全教組慶北支部とY小学校は苦しい立場を表わした。 学校未復帰で停職1か月の懲戒を受けた全教組のイ・ヨンギ慶北支部長は 「慶北支部専従1人が7月学校に復帰し、該当学級の担任が変わった。 それまで担任だった期間制教師は契約が終了したのに、 今回の全教組合法判決でまた復帰した教師が専従になるため休職しなければならない状況」とし 「期間制教師も労働権を侵害され、学生は担任が何度も変わり、適応が難しくなった」と批判した。

▲9月2日に慶北教育庁の前で開かれた未復帰専従者懲戒糾弾記者会見[出処:ニュースミン]

続いて「これは予測された事態だ。 全教組は教育庁にこうした混乱があると説明し続けたのに、 全教組を弾圧するために懲戒などの圧力を加えた慶北教育庁の責任」と指摘した。

Y小学校の教監は 「また(L氏が)全教組の専従に行くことになっても法に違反していない。 まだ教育庁からの通知はないが、 また期間制教師を選んでもよく、教師に採用されれば(解雇された前期間制教師を)優先採用することもできる」と話した。

慶北教育庁はこれだけでなく、 全教組に事務室の返却を要請し、 全教組と結んだ団体協約も履行しなかった。

イ・ヨンギ慶北支部長は 「教育庁は、6月24日、事務室を8月24日までに空けろと文書を送ったが、 これに従わなかった。 建物の所有者も混乱している」とし、 「また、全教組は教育庁と休み中の勤務地外で研修ができるように団体協約を結んだのに、 教育庁が(法外労組判決で)団体協約が無効だとしてやむを得ず学校勤務をしたこともある」と批判した。

そのため全教組慶北支部は9月19日、報道資料で 「全国で唯一、未復帰専従者に停職1か月の懲戒を強行した慶北教育庁は、 学生、保護者、教師など学校現場を考慮した教育行政を開くのではなく、 教育部の指示に従うのに汲々とする姿を見せた」とし 「専従者復帰と未復帰専従者に対する懲戒措置を性急に強行した教育部の措置が原点に戻ったことで、 学校に復帰した専従者の専従活動が続けば学校現場はまた期間制教師採用と担任交代で激しい混乱が予想される」と明らかにした。

そのため慶北教育庁のイム・ジョンシク教育政策課長は 「まだ(全教組関連)決定していない。 懲戒撤回は検討しなければならない。 教育部の全教組に関する措置についての文書が必要だ」と話した。

慶北教育庁教員支援課の関係者は 「(学校に復帰した全教組教師がまた専従になることになって、 担任教師の空白ができれば) 該当学校が措置をするだろう。 他の期間制教師をまた採用することもできる」と説明した。

付記
パク・チュンヨプ記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-09-23 12:19:14 / Last modified on 2014-09-23 12:19:15 Copyright: Default

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