「教育革命大長征」全国3か所から同時に出発

ソウル・昌原・済州を出発して、4日後に世宗市へ...

▲全教組など34の団体で組まれた教育革命大長征全国組織委員会が8月11日午前ソウルなど全国3か所から14日まで進歩教育実現を知らせる4日間の大長征を開始した。写真は11日午前10時ソウル市光化門広場で大長征の開始を知らせる記者会見の場面。［出処:教育希望チェ・デヒョン記者］

「実践しなければ革命はない。 20年にわたる新自由主義教育政策と学校企業化という『資本中心の教育』の疾走を止めなければならない。 そして『公共性と平等』に基づいた『人中心の教育』の花を咲かせるように教育体制を革命的に転換しなければならない。 セウォル号惨事以前の教育と、その後の教育は明らかに変わらなければならない。 競争と序列化、不平等の教育を廃止して、協力と平等の新しい公教育を作ることが時代的要求だ」。

「セウォル号惨事以後の教育は違わなければならない」

8月11日午前10時、ソウル市光化門広場。 今年で4年目をむかえる「教育革命大長征」を始める50人ほどの声が鳴り響いた。

民主労総と全教組、民主化のための全国教授協議会など34の団体で組まれた教育革命大長征全国組織委員会(大長征組織委)は、8月14日まで行われる大長征で、 △全教組法外労組撤回、学校非正規職の正規職化、 △特権学校廃止、無償教育実現、 △入試廃止、大学平準化、 △大学構造調整反対、公共的大学体制改編などの議題を国民に知らせる予定だ。

全教組のキム・ジョンフン委員長は 「教育が金儲けの手段に転落している。 僅かに大学に残っている公共性まで押し倒そうとしている。 そうなれば小・中・高すべての教育が金儲けの対象になる」とし 「現政権の教育政策に対し正面から闘う」と明らかにした。

大長征組織委は特にセウォル号惨事から118日目のこの日、 遺族がハンストをしている場所で大長征が始まることに大きな意味を付与した。 大長征組織委は 「最近の与党野党合意により、8.13国会で通過が予定されているセウォル号特別法では真実究明は事実上、不可能だ」とし、 遺族が要求する真相調査委員会に捜査権と起訴権を認める特別法を作れと要求した。

大長征の出発を知らせる記者会見の前に、 彼らは午前8時から9時まで、今年の評価対象になっているソウル自律型私立高14か所の前で 一般高校転換を要求する1人デモを行った。

ソウルなど7か所の進歩教育監との面談に注目

同じ時間に慶尚南道昌原市と済州道でも大長征が始まった。 全国3か所から出発した大長征の参加者は、 8月14日に教育部がある政府世宗庁舎に到着し、 「自私校廃止と大学構造調整中断教育主体決意大会」で4日間の大長征を終える計画だ。

大長征組織委は、 ソウルと慶南、釜山、忠南、全南、光州、全北など7か所の教育監と面談し、 進歩教育を実現するための合意を引き出す計画だと明らかにした。(記事提携=教育希望)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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