韓国:全教組、7か月で二回の押収捜索 | |||||||
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全教組、7か月で二回の押収捜索...公安弾圧に苦しむ教育部の全教組検察告発関連の押収捜索、「政権の果てしない全教組失脚」
ユン・ジヨン記者 2014.07.15 13:23
警察が7月15日午前10時頃、全教組のサーバー押収捜索を実施した。 昨年12月から7か月でもう二回目の押収捜索が行なわれた。 全教組は朴槿恵(パク・クネ)政権の全教組公安弾圧が限度を越えていると反発した。 ソウル鍾路警察署はこの日午前10時頃、ソウル市瑞草区にある全教組サーバー管理業者を押収捜索した。 警察は教育部から告発された被疑者77人のEメール資料と全教組ホームページサーバーの一部を押収捜索する方針だ。 教育部は7月3日、全教組早退闘争を主導した36人の教師と、2次教師宣言をした全教組専従者71人、合計107人をソウル中央地検に刑事告発した。 教育部は、全教組が6月27日に実施した早退闘争が、国家公務員法第66条の「公務他集団行為禁止違反」に当たり、 7月2日の「第二回教師宣言」も国家公務員法第65条の「政治運動禁止」と第66条の「集団行為禁止」の原則に違反したと主張している。 警察は押収捜索令状で、 △セウォル号惨事1、2次教師宣言、 △大統領府掲示板セウォル号惨事大統領退陣教師宣言、 △6.27全教組早退闘争が国家公務員法第65条の政治運動禁止と第66条の集団行為禁止違反の容疑があると明らかにした。 検察は昨年12月9日にも全教組サーバーへの押収捜索を実施したことがある。 7か月でもう二回の全教組サーバー押収捜索が実施されたわけだ。 検察は全教組が18代大統領選挙の過程で特定の政党を支持する活動などを行ったとし、 昨年サーバーの押収捜索を行った。 これは自由青年連合などの保守団体が全教組を公職選挙法と公務員法違反容疑で検察に告発したことによるもの。 当時、全教組の押収捜索について、労働界と市民社会などは国家機関の大統領選挙介入から目を反らせるために検察が無理な捜査を強行していると反発した。 実際に当時、押収捜索後に全教組の大統領選挙特定候補支持容疑は認められなかった。 ハ・ビョンス全教組報道担当者は 「昨年の押収捜索は、大統領選挙介入から目を反らせるためだった」とし 「押収捜索の後はあいまいに終わった」と説明した。 全教組はこの日、緊急声明を発表して 「朴槿恵政権発足1年半で2回も全教組サーバー押収捜索をした。 朴槿恵政権の果てしない全教組失脚に身震いする」と反発した。 全教組は7月16日、 政府の全教組弾圧に関して国家人権委員会とUN特別報告官に各々陳情書および介入請願書を提出する方針だ。 全教組は 「6月27日の全教組早退闘争前日、検察公安チームは教育部などの関連機関と共に 『全教組法外労組関連公安対策協議会』を構成し、全教組弾圧を予告した。 今回のサーバー押収捜索は公安検察と青瓦台、教育部が共に作り出した企画捜査」とし 「公安検察は国家情報院の政治介入を批判する全教組教師に公安の刃を向け、 今はセウォル号惨事に対する大統領の責任を問う教師に政治弾圧の刃を向けた」と声を高めた。 続いて「大統領にとって邪魔な団体と政党は、 公権力を乱用しても片付けようとする不道徳な政権の素顔がはっきり見える」とし 「われわれは、これまでしてきた通り不当な権力には一寸も退かず、 連帯と正義が勝利するという信念で総力的に対抗する」と明らかにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2014-07-16 10:08:01 / Last modified on 2014-07-16 10:08:02 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |