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朴鍾勛「慶南無償給食中断仲裁案は現実を知らない」

慶南教育監「受け入れにくい案」と事実上拒否...「無償給食呪い論」に注目

ユン・グニョク記者 2015.04.22 18:21

▲22日午後、国会学校給食法討論会に参加して目をとじている朴鍾勛慶尚南道教育監. [出処:教育希望]

無償給食中断事態の中で出された慶尚南道議会の仲裁案について 4月22日、朴鍾勛(パク・チョンフン)慶南教育監は 「余りにも学校給食の現実を知らなさすぎる」と評価した。 事実上、仲裁案を拒否したものと見られる。

4月21日、慶尚南道議会のキム・ユングン議長など議長団は記者会見を行い 「全小中高生43万7024人の51.8%に給食費を支援」する仲裁案を出した。

朴教育監「学生の昼を奪うのは馬鹿げている」

一日後のこの日午後、国会議員会館で開かれた 「学校給食法改正のための緊急討論会」に参加した朴教育監は 「もっと保護者の意見を聞かなければならないが、 私の公約と所信によれば仲裁案は受け入れにくい」と明らかにした。

この理由について朴教育監は 「仲裁案は初等は70%、中等は50%、高等は優先支援対象者だけに無償給食を実施する方案」とし 「こうなると50~70%の学生がまた貧困を証明しなければならず、 これは非教育的な方法」と指摘した。

だが朴教育監は「『仲裁案を受け入れなければ私たちは非常に苦しくなることが予想されている』教育監としても難しいことが事実」とし、 次にのように学校給食法改正に国会が立ち上がることを訴えた。

「無償給食は政争の対象ではないという点を国会議員は理解してほしい。 学生と保護者の損失を防ぐためには、学校給食法改正に行かなければ答がない。 義務教育ではないヌリ課程の予算には(政府次元の)給食費が入るのに、 義務教育の小中高課程には昼食の給食費が入っていない」。

それと共に朴教育監は 「学生たちに与えた昼食を奪うのは本当に馬鹿げていると考える」と主張した。

「呉世勲、孔貞沢、鄭夢準に続いて洪準杓も…無償給食の呪い」

だが国会教育文化体育観光委は4月22日に続いて23日にも 無償給食条項が入った学校給食法改正案を法案審査小委に上程することに失敗した。

鄭(チョン)ジヌ議員(正義党)は 「久しぶりに国会で学校給食法改正案の議論が再開されたが、 セヌリ党は学校環境浄化区域内にホテル建設を認める法案も一緒に上程しなければ、 法案審査小委には応じないといった」とし 「これにより4月の臨時国会の教文委では、学校給食法案の議論は難しいものと見られる」と説明した。

一方、この日の討論会では 「無償給食の呪い」についての話が出て目を引いた。

無償給食守り法国民連帯のパク・インスク共同代表は祝辞で 「無償給食の呪いを知っているか。 無償給食に反対した呉世勲(オ・セフン)前ソウル市長、 孔貞沢(コン・ジョンテク)前ソウル市教育監、 鄭夢準(チョン・モンジュン)セヌリ党議員は、みんなどうなったか」とし 「無償給食の呪いがいよいよ洪準杓(ホン・ジュンピョ)慶南道知事にも近付いてきた」と話した。 洪知事は最近、成完鍾(ソン・ワンジョン)前慶南企業会長から1億ウォンを受け取ったという疑惑にまきこまれている。(記事提携=教育希望)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-04-23 09:50:42 / Last modified on 2015-04-23 09:50:44 Copyright: Default

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