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金属労組京畿支部幹部5千万ウォン横領

支部指導部総辞職.. 金属労組「刑事告発する」

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2007年05月08日17時08分

金属労組京畿支部事務局長が組合費5千万ウォン余りを個人的に着服した事実 がわかり、金属労組が事態収拾に出た。

4月25日、金属労組京畿支部が会計監査を準備している途中、証明資料がかな り足りないのを発見したソン・テファン京畿支部長が補完を指示したが、指示 されたキム・ヨンチョル事務局長がしばらく潜伏するという事態があった。 支部の幹部が2007年1月から3月にわたり会計の不正を確認した結果、一般会計 約870万ウォン、闘争基金約2890万ウォン、支部決意金約1360万ウォンなど、 不足額が約5100万ウォンに達した。

このうち闘争基金は身分保障基金、長期闘争事業場支援金、集会支援金などの 名目で、この横領で京畿地域長期闘争事業場のイジェンテック分会に闘争基金 が渡せないことが明らかになった。これに金属労組京畿支部は4月27日、緊急 運営委員会を招集し、支部長、主席副支部長、副支部長、事務局長など指導部 の総辞職を決め、30日にはヤン・ドンギュ京畿支部安養地域支会長を非常対策 委員長に選任した。

ソン・テファン京畿支部長は支部長職を辞任しながら「組合員たちに差し上げ る文」で「支部長として最善を尽くして執行したが、思いがけない事故が発生 し、申し訳ない」とし「臨時団体協議突入時期だった点と長期闘争事業場闘争 を考慮してとても悩んだが、さらに透明で前向きな組織になるように願う心情 で道義的責任を負い辞任を決めた」と述べた。

合わせて「今回の事故金額の半分以上が支部の収支にとらえられず、単に支部 を経由して当事者に渡される予算だった」とし「支部を経由して支援する予算 も証明資料を作成し、支部と支会で会計監査の時に監査資料で確認できるよう に制度的な装置を用意することが必要だ」と指摘した。

横領額5100万ウォンはキム・ヨンチョル事務局長の家族が7日に全額返済した という。金属労組は今回の会計不正事態に対して「京畿支部非常対策委員会と ともに真相が把握され次第、労組と支部、支会会計執行に対する制度的補完装 置を用意し、京畿支部前事務局長への懲戒と刑事告発を行う予定」と語った。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-05-29 05:48:01 / Last modified on 2007-05-29 05:48:01 Copyright: Default

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