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全公務員労組出帆式強行...警察封鎖を避けてソウル大で進行

2010対国民宣言、「国民の期待に至らないことを率直に告白」

キム・ヨンウク記者/ 2010年03月20日19時02分

▲政府は、全公務員労組出帆式参加公務員を厳しく処断すると明らかにした中で顔を完全に隠した参加者。彼の目つきに含まれた意志は政府も防げない。

全国公務員労組(全公務員労組)が政府の出帆式源泉封鎖の方針にもかかわらず、 3月20日午後、出帆式と全幹部決意大会を強行した。全公務員労組は当初ソウル 市登村洞の88体育館で出帆式をする予定だったが、警察が兵力を配置して源泉 封鎖したため、場所を変えて出帆式を強行した。全公務員労組は午後3時頃から ソウル大学校の野外劇場に約500人を集めて出帆式を開いた。

この日の出帆式参加者の中には顔を完全に隠した公務員が多かった。政府が 「全公務員労組出帆式と全幹部決意大会は設立申告されていない明白な不法集 団行動で、集会に参加する公務員は法と原則により厳正措置する」と発表した ためだ。また参加人員も予想より少なかった。全公務員労組によれば、各地域 本部別に組織的な出帆式参加妨害があったためだ。その上、ほとんどの地域で チーム長級が組合員の家を訪問し、出帆式参加を防いだという。

出帆式が終っても、参加者はすぐソウル大を抜け出た。政府と警察の動きが尋 常ではなかったためだ。しかし政府に強硬な弾圧にもかかわらず、500人近い組 合員が急いで場所を変え、出帆式を無事に終わらせたのは全公務員労組の健在 さを見せたと分析される。

▲キム・ヨンフン民主労総委員長(左)とヤン・ソンユン全公務員労組委員長(右)

全公務員労組は出帆式で、公務員労組の社会的責任のための2010対国民宣言を 明らかにした。全公務員労組は対国民宣言で「2002年『公職社会改革と不正腐 敗清算を第1綱領に打ち出して発足した公務員労組は、公職社会内部の見張り役、 革新者になろうと努力した」が「まだ国民に公務員労組が良い点数を受けられ ずにいるのが冷酷な現実」と診断した。

全公務員労組はまた「まだ国民から『公務員労組で公職社会が変わった』、 『公務員労組ができて公務員は前と違う』という言葉を聞けずにいることを骨 身にしみて感じる」とし「国民に期待に限りなく至らないことを率直に告白す る」と明らかにした。

こうした告白の中、全公務員労組は、△国民のための公務員、△公職社会コネ 作りの慣行清算、△誤った公職社会慣行の清算、△内部見張り役として行政お よび議会活動の監視強化、△住民参加制度活性化、△庶民予算増額および普遍 的福祉強化の努力、△労組財源を一定額を貧民に使用、△公益行政、民衆行政 強化、△現場公務員が言う国民政策用意のために最善を尽くすと明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-04-04 09:39:44 / Last modified on 2010-04-04 09:39:49 Copyright: Default

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