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編集時刻 2000年12月26日11時29分KST ハンギョレ/政治

[銀行] 銀行ストライキ事態、政治圏の反応

国民・住宅銀行労組のストライキ事態で金融大乱憂慮が高まっているが、政 治圏は今回の事態に対する原論的憂慮表明他に具体的な事態解決方案に関し、 明確な立場表明を留保する態度を見せた。

このような政治圏の不明瞭な姿勢は、銀行合併など金融構造調整の必要性に対 しては共感しながらも、今回の事態を間違って扱うと、金融労組をはじめとす る労働界の反発を高めるだけになる可能性が高いという判断によるものと見な される。

民主党は26日、金重権(キムジュングォン)代表主宰で党4役会議を開き、「民 生現場には絶対に与党がある」としながら今後、民生政治・現場政治を繰り広 げることを確かめ合ったが、当面の懸案である国民・住宅銀行ストライキ事態 に対しては一切議論がなかった。

キムヨンファンスポークスマンは、ストライキ対策を尋ねる報道陣の質問に 「我等の党の立場は銀行の合併宣言直後の23日に明らかにしたことと変わらな い」と、これ以上の言及を回避した。

先に金スポークスマンは「国民・住宅銀行頭取が合併を公式宣言したことを歓 迎する」と語り、「二銀行の合併で超大型銀行が誕生するようになり、これは 第二次金融構造調整の起曝剤になるだろう」と論評した。

ハンナラ党は、国民・住宅銀行のストライキ事態による混乱を憂慮しながら政 府の責任論と共に極限闘争の自制を要求した。

クォンチョルヒョンスポークスマンはこの日、総裁団会議後の論評を通じて、 「年末に決済が集中し、ストライキによる金融大乱がいち早く予想されたにも 拘わらず、(金融構造調整)の『年内仕上げ』のために(合併を)押し通した結果 だ」と語り、「決死抗戦式のストライキにならないように大統領が直接乗り出 すべきだ」と主張した。

だが、権スポークスマンは「ストライキの痛みはわかるが、国家経済を担保と して差し違えるような極限闘争を国民が賛成しないという事実を知るべきだ」 とし、労組側も共に狙った。

自民連も、ユウニョン副報道担当者の論評を通じて「国民・住宅銀行ストライ キが金融大乱につながる可能性を憂慮せざるをえない」としながら「政府と労 組両側は大乗的な次元で国民の不便を解消して金融大乱を防ぐための別途妥協 を引出さなければならない」とし、政府と労組側の妥協を注文した。

(ソウル/連合ニュース)

ハンギョレ新聞 http://www.hani.co.kr/section-003000000/2000/003000000200012261129319.html


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