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情報提供 : 小野政美

日本戦没学生記念会(「わだつみ会」)事務局の小野です。 いつもお世話になります。 めっきり寒くなり、金木犀の香りが漂う季節になりました。 ◇「わだつみ会」不戦の集い2024のご案内 主催:日本戦没学生記念会(わだつみ会) 協賛:不戦兵士を語り継ぐ会 協賛:市民文化フォーラム 日時:2024年12月7日(土曜日) 午後2時〜4時半 (1時半開場) 会場:日本教育会館(一ツ橋) 9階 901号室(東京メトロ神保町駅) 講演:「天皇とは何であったか」  講師:子安宣邦 氏(会員・日本思想史研究) 参加費:一般800円(学生 500円)  ZOOM参加 カンパ大歓迎です。 本年の「不戦のつどい」では、90歳を超えても元気に「天皇論―『象徴』と絶対的保守 主義」、「可能性としての東アジア」を刊行された子安宣邦さん(大阪大学名誉教授;「 わだつみ会」会員)に「天皇とは何であったか」を講演いただきます。 子安さんの長兄の戦死と墓碑をベースに、どのようにして「生き死にする皇国の民を作り 出していった」のか、そして「近代天皇制国家日本」について講演いただきます。知友お 誘いあわせの上ご参加ください。 1953年秋に、学徒出陣された安田武さんが、朝日新聞の「声」欄に、「学徒出陣から 10年、一世代を越えて我々は学徒不戦の誓いを新たにしようではないか」と投書され、 それに応えて、全国の大学・高校で集会が開かれました。今回の講師 子安宣邦さんも東 大で「不戦の集い」を企画し集会を成功されました。 「わだつみ会は、ほぼ毎年「不戦のつどい」を開催し、不戦の誓いと平和への思いを新た にしています。私たちは昨年、「『学徒出陣』80年声明」を発表し、「絶対不戦」を守 り抜くことを再確認しました。石破政権は安倍政権の軍拡と戦争政策、岸田政権の米国と 一体化した戦争準備を引き継ごうとしています。自衛隊の高級幹部の一部は戦争の準備と して、戦死者を靖国神社に祀ることを主張し始めています。 ◆会場に参加できない方は、ZOOMを利用してご参加ください。 ◇ZOOM参加申し込み ZOOMを使用してのNET参加をご希望される方は、 以下の12月2日までに「わだつみ会」事務局アドレスに、お名前と住所をご連絡くださ い。 info@wadatsumikai.com ◆参加申し込みされた方には、12月2日までにURLとパスワード、資料を送ります。 ◆参加申し込された方は、「後日配信」で参観することもできます。 ◆ZOOM参加される方からの、わだつみ会へのカンパは大歓迎です。 郵便振替口座:00170-0-161293    日本戦没学生記念会 講師紹介:子安宣邦(こやす のぶくに)さん(「わだつみ会」会員;大阪大学名誉教授 ;日本思想史研究) 講師略歴:東京大学文学部卒業。同大学院博士課程修了、大阪大学文学部教授、1996年退 官、大阪大学名誉教授。 2020年まで、東京で「昭和思想史研究会」、大阪で「懐徳堂研究会」を開催。 ◆子安宣邦さん「天皇とは何であったのか」講演レジュメより 「・・・・私の兄も出征にあたって、送り出す家族や近隣のひとびととともに「天皇陛下 万歳」を唱えた。 そして戦地での死 にあたって兵士が絞り出したのもそれであったに違いがない。 そのようにして生き死にする皇国の民を作り出していったの が近代天皇制国家日本なの だ。 私は戦争による兄の死とその 墓碑とをそのことを確かに教える大事な徴証としたい。 それは「わだつみの声」を忘 れてはならない声として聞き続け、不戦の誓いを常に新た にする皆様と同じ心の営み だと思っている 」 子安 宣邦さんの主な著作:(その一部) 『本居宣長』岩波新書(岩波書店、1992)、岩波現代文庫 『「事件」としての徂徠学』(青土社、1990)、ちくま学芸文庫  『日本近代思想批判』岩波現代文庫 『江戸思想史講義』(岩波書店、1998年)のち、岩波現代文庫 『国家と祭祀―国家神道の現在』(青土社、2004) 『日本ナショナリズムの解読』(白澤社、2007) 『昭和とは何であったか─反哲学的読書論』( 藤原書店、2008) 『「近代の超克」とは何か』 (青土社、2008) 『日本人は中国をどう語ってきたか』 (青土社、2012) 『「大正」を読み直す』 (藤原書店、2016) 『天皇論 「象徴」と絶対的保守主義』(作品社、2024) 『可能性としての東アジア』(白澤社、2024)

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