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情報提供 :なかもりけいこ
東京から2100キロの距離にある与那国島。ここから110キロ 先に位置する台湾とは、昔も今も大国どうしの思惑に翻弄さ れながらも、人々はなりわいや芸能を通して深く関わってき たといいます。 現在、南西諸島への自衛隊配備が進み、2016年に陸上自衛隊 駐屯地が開設(沿岸監視隊)され、24年には電子部隊が追加 配備されてます。 この島に2017年に移住して土と野菜づくりをしながら、 島の再生を願い、活動している山田さんが、軍備強化して いく与那国のリアルを伝えたいと、10月末から東北3ヶ所、 関東5ヶ所、関西5ヶ所、スポーキングツアーされます。 横浜は11月9日(土)です。 10月23日〜11月1日の期間、日米共同統合演習「キーン・ソード」 が全国各地で行われていますが、28日、与那国で陸自オスプレイ が地面に接触し機体を損傷する事故を起こしました。 欠陥機といわれるオスプレイの事故、直ちに演習を中止すべき です。 山田さんから島に住むみなさんがどのような気持ちで暮らして いらっしゃるのか、基地県神奈川も他人事ではないので、理解 を深めたいと思います。 ぜひ、ご参加ください。 転送・転載お願いします ==================  与那国島のリアルを伝えるSpeaking ================== ●お話:山田和幸さん     (与那国島在住・おきなわ住民自治研究所会員) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●日時:11月9日(土) 17時30分 ●会場:かながわ県民センター 304号室 ●資料代:500円 ●主催:すべての基地に「NO!」を・ファイト神奈川 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◆山田和幸さんの訴え 昨年より、「有事前の島外避難」が普通の会話に出てきます。 与那国島と同じ北緯24 度にあってほぼ同規模の硫黄島は、 熾烈(しれつ)な戦闘が起きる前の 1944 年春から半年をかけ、 100 名ほどの徴用男子を除いた全島民が“一時避難”しました。 79年たった今も帰島が許されていません。日米の軍事基地と なったままです。(石原俊著『硫黄島』を参照) 小さな島で暮らし続けるには、アジアや日本から黒潮や季節風 に乗ってやって来たすべての人が必要です。国が島に持ち込む 「抑止力」は、不信と排除に基づいています。違いを当然とし て緩やかに束ねる「まるんな」の心※とは相容れません。 琉球列島の軍備強化は“意図しない戦争”によって再び捨て石に される危険を高めています。アジアの人々から見れば、意図に 反して加害者にさせられることでもあるのです。 ※まるんな―与那国に伝わる人々の束ね方が「まるんな」です。 実ったイネを一本のワラでサッと束ね、次の作業に移るときは 簡単に解く、決して固くきつく縛らないという農作業から生ま れた考え方です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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