コスタリカから学ぶ教育のあり方(根津公子) | |||||||
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8月4日のレイバー読書会で取り上げた『コスタリカ』の感想が、根津公子さんから寄せられました。 コスタリカから学ぶ教育のあり方『コスタリカー「純粋な人生」と言いあう平和・環境・人権の先進国』(伊藤千尋著) を、読みました。軍事費を教育費に変え、教育に力を注いできたことや、民主主義を大事 にしてきたことは知ってはいましたが、これらのことを事例を挙げ、また、インタビュー を通して具体的に知ることができて、とてもよかったです。中学生の教科書に「政治家を信じるな、政府に批判的な目を持て」と書き、教育の目標は 、子どもたち一人ひとりが幸せであること、権利意識を持つこと、自立すること。教育で 大切なことは、他の人と同じと安心することではなく、他の人と違うから自身に誇りを持 つようになること、といいます。自己肯定感が極度に低い日本の子どもたちの出現は、日 本の学校教育の結果だと、再認識しました。そうだとは思ってはいましたが。 裁判に訴えるなど、日常的に権利を行使し、自分の考えを述べてくる子どもたち。子ど もたちが希望をもって生きていくのは当然です。日本の政治家、文科省等はここから学ぶ べきだと思います。 元教員の北村小夜さんは、敗戦後、中国で八路軍に参加していた際のことを、「お腹は いっぱいにならなかったけれど、皆、平等に食べた。平等だったから少ない食糧でも満足 だった」と言われます。コスタリカの子どもたちは、日本の子どもたちよりも贅沢ではな いでしょうが、心が満たされ、きぼうがあるから幸せなのだと思いました。(根津公子) Created by staff01. Last modified on 2024-09-02 12:16:36 Copyright: Default |