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日韓労働者に希望を与える解決/名古屋で「韓国ワイパー闘争勝利報告集会」 | ||||||
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日韓労働者に希望を与える解決〜名古屋で「韓国ワイパー闘争勝利報告集会」尾澤邦子10月22日(日)午後1時半から、名古屋の「ウインク愛知」で、韓国ワイパー闘争勝利報告集会が開催されました。韓国から来日した9人のメンバーが紹介されました。経過報告を兼ねて2本のビデオが上映されました。日本側から、コミュニティユニオンの柴田さんがあいさつしました。「東海地方で何ができるのかと思いながら、3度の日本遠征闘争を支援してきた。日本の企業は金儲けのために韓国に行っている。これからも、韓国のみなさんと協力し合って、資本の悪さを許さず闘っていきたい」と話しました。乾杯し、食事しながら歓談。あちこちでにぎやかな談笑が聞こえました。 副分会長のファンウンスクさんが、209人の組合員たちの思いを伝えてくれました。「まず、心からみなさんに感謝したい。初めて名古屋に来たときは、とても怖かった。巨大な資本との闘いは、思ったより苦しく大変でした。でも私たちは悔しさを叫びたかった。とてもつらくしんどかった時に、手を差し伸べてくれる人たちがいました。献身的なみなさんの助けで私たちは勝利することができた。これからは私たちも、力のない労働者の力になれるよう、がんばりたい」と話しました。 愛知県刈谷市にあるデンソー本社前で抗議の剃髪をしたチェユンミ分会長(写真)が、あいさつと闘いの報告をしました。デンソーと合意して引き出した「社会的雇用基金」は、組合の中で時間をかけて議論して要求したものだったとのこと。「工場には戻れなかったけれども、勝利だと言える闘いだ。韓国ワイパー分会を残し、より多くの労働者のために闘っていく、そのための基金。金属労組や地域の市民団体、非正規職労組などと共に運用について話し合っている」と報告しました。 会社がある安山という地域は、中小零細の会社が密集している地域であり、またセウォル号事件の遺族たちが多く住んでいる所です。労組はセウォル号事件の真相究明の闘いにも参加しているとのこと。遺族たちは、労組が工場に籠城を始めたときには、山のような援助物資を持ってきてくれたそうです。また安山市の雇用労働部がデンソーに強く働きかけてくれたとのこと。チェ分会長は、日韓労働者の連帯について「資本は国境を越えている。労働者も国境を越えることができることを私たちは自信を持って言える。これからもよろしくお願いします」と話しました。 韓国ワイパー闘争を支援してきた労働政策研修機構の呉学殊さんは「日韓の労働者が連帯すれば、こんな素晴らしい闘いができるのだということを見せていただいた。『社会的雇用基金』というのは、初めてのこと。労働者が主体となって社会を動かすことができる姿を見せてほしい。労働者が志を集めてスタートを切ったのは、多くの日韓の労働者に希望を与えるものだ」と話しました。 韓国サンケン労組を支援する会の尾澤孝司さんは、「デンソーという巨大なグローバル企業に対する闘いであり、長くなるかと思ったが、短期間で解決した。200名を超える組合員が団結をくずさず闘ったことによる。また愛知の人たちが大変な中で遠征闘争を支援したことも勝利につながった。また通訳体制がしっかりしていたこともよかった。今大阪にある日東電工を本社に持つ韓国オプティカルハイテック労組が、本社の一方的な工場清算・解雇の攻撃に対して闘っている。資本は軽々と国境を越えている。日系企業の横暴に対して共に力を合わせて闘っていきたい」とあいさつしました。 お楽しみは、歌とユルトン。コミュニティユニオン東海ネットワークの鶴丸さんも加わり、はじけるような踊り、ユルトン。「私たちは行くよ」という曲に合わせての踊り、また名古屋駅前で踊って評判だった「出てこい!デンソー」の踊り。大変盛り上がった集会で、楽しかったです。 Created by staff01. Last modified on 2023-10-24 13:25:27 Copyright: Default |