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絶対に「戦争する国」にさせてはならない!〜閣議決定に抗議、官邸前で声上げる

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 「戦争する国」に道を開く安保3文書の閣議決定が、12月16日夕方に強行された。文書には「敵基地攻撃能力(反撃能力)」保有が明記されており、憲法の平和主義を投げ捨てる「歴史的」大転換である。当初は午前の閣議決定が予想されていたため、市民たちは午前8時半から官邸前に続々と集まり抗議の声を上げた。

 早朝の寒さにもかかわらず約300人が集まった。手作りプラカードの中でひときわ大きいプラカードを持っている人がいた。そこには大きく開いた口が描かれ、「武器は要らない、食料が欲しい」の文字があった。「安保3文書」は大軍拡に道を開くものだが、それは同時に人々に莫大な経済的負担と貧困化を押しつけるものである。

 最初に主催者である「総がかり実行委員会」の高田健さん(写真上)がマイクを握った。「この国を戦争する国、侵略する国にしてはならない。攻められたらどうするという言葉が氾濫しているが、大事なことは戦争になる前にどうやって戦争を止めるか、である。これしかない。絶対に再び東アジアで戦争が起きる状況をつくってはならない」と厳しい表情で語った。

 山添拓参院議員(共産)、福島みずほ議員(社民)も駆け付けた。「敵基地攻撃を容認することは憲法では絶対に認められない。国会を開かず閣議決定で決めるなどとんでもない」と二人は怒りをこめてスピーチした。

 コールを担当した菱山南帆子さん(写真上)は、「通行人でシュプレヒコールをうるさく思う人もいるかもしれない。でも現実にそうなってわかった時にはもう遅い。絶対に“戦争する国”にさせないために行動を続けよう!」と訴えた。閣議決定に反対する行動は、これから全国各地で展開される予定だ。(M)


Created by staff01. Last modified on 2022-12-16 18:46:40 Copyright: Default

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