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韓国サンケン電気労組を支援する会6月17日・第38回木曜日行動報告

株主総会で韓国サンケンの廃業を撤回しろ‼
韓国サンケン労組に謝罪しろ‼  尾澤さんを早く釈放しろ‼

6月17日、第38回木曜行動が取り組まれました。新座市内のサンケン電気本社工場前は、小雨が残る中での抗議行動です。株主総会を1週間後に控える中ですが、尾澤さんは、未だ獄中です。どれだけ腐った会社かと思う。無実の一市民を獄に放り込んで株式総会での発言をできなくさせ、今までの悪事を全部覆い隠そうとする卑劣なサンケン電気、日韓の労働者・市民の連帯した闘いで暴き出してやろうではありませんか。志木駅前に移動するころには雨雲も去って、青空が覗き始めました。木曜は授業が入っているので普段は来れないジョニーH氏がやって来て、サンケン太郎とジョニーH氏の子弟コンビの歌をそれぞれが披露しました。その後池袋まで行くとまた、突然のスコールに見舞われました。皆、慌てて雨具を取り出し7階に行きました。7階ではI氏との話し合い、尾澤さんが株主総会に出られる方法を何としても追及するが、「私にはそんな権限はない」との一点張り、それでは尾澤さんが書面で総会に参加する道を追及すると言う事を伝え来週もう一度、確認するとして要請行動は終えました。12時より昼休み行動が始まりました。時々雨がパラつきましたが韓国からと日本の支援者のみんなが共に最後まで闘うことを誓ってスピーチを終えました。

6月17日サンケン電気本社前抗議行動

Howsの仲間からのスピーチで本社前抗議がスタート。株主総会を1週間後に控え会社側の卑劣な策動により、囚われの身になった尾澤さんの釈放を強く求め、争議の早期解決を図るように訴える。続いて埼玉市民の会のメンバーから株主総会の前に、不当逮捕を解決しまた、不当解雇を解決するようにとの発言が続きます。

韓国からはイ・ジョンヒさんの発言が続く。「お早うございます。韓国のサンケン電気の労働者です。今日も朝早くからありがとうございます。私は韓国サンケンに入社してから17年になるイ・ジョンヒと言います。また今日も仲間の皆さん、既に駆けつけていただいてありがとうございます。トジェン‼今日も会社に出勤しているサンケン電気の社員の皆さん、サンケン電気に入社して5年以上であれば2016年に不当解雇されて闘争してきた私達のことを覚えていらっしゃるかと思います。私達は5年前に毎日朝には本社前、志木駅前で宣伝活動を行ってきました。そして昼には池袋の営業所前でも1週間に1度宣伝活動を行ってきました。また、韓国の中でも地方労働委員会・中央労働委員会で韓国サンケンの解雇は不当解雇であると判定を勝ち取りました。そして、日本の皆さんの支援のおかげで復職を果たすことが出来ました。私達が現場に戻るとき会社側は今後、雇用に問題が発生したときは、韓国サンケンの労働組合と話し合い、合意したうえで進めることを約束しました。しかし、サンケン電気と韓国サンケンはこの様な約束を何も守らず、昨年私達を突然解雇することにしてしまいました。前回、2016年に整理解雇の問題、不当解雇の問題を解決するにあたり、その時に労使間で結んだ合意事項これを一切守らず、累積赤字と言うものを作り出し、私達に責任を負わせました。サンケン電気本社が非常に悪辣なことは、馬山自由貿易域に進出して、各種の恩恵などを得て、莫大な利益を得る、これだけでした。そして、新しい工場を天安市と言うところに作る約束を結びました。百数十億円の投資をするというそういう約束です。そして、そこで雇用するという約束をしました。私達韓国サンケンの組合員を解雇しながら天安市では50人を雇用すると言うのです。私達は非情に悔しい思いをしています。韓国サンケンに入社して27年間働いたと言うそれが罪だと言うのでしょうか。韓国サンケンの理事会の決定事項は私達労働者だけでなく私達の家族さえ路頭に迷わせることになったのです。非情に悔しいです。和田社長はこのことをはっきりと理解しなければなりません。新型コロナのために私達が日本に行けないと言う事を良い機会と捉え、また、時間がたてば私達が疲れて諦めるとでも思っているのでしょうか。思い違いをしないでください。私達は生存権を最後まで守り抜こうと思います。和田社長‼私達が新型コロナのために日本に行けないからと言って韓国サンケンを廃業し、私達の闘争に連帯してくれている尾澤さんを逮捕し拘留するなんて酷いことを止めてください。尾澤さんを早く解放するようにしてください。そして、韓国サンケンの廃業を撤回してください。私達は現場に戻って、一生懸命に働きたいのです。朝早くから私達の闘争に支援に駆けつけた日本の仲間の皆さんにまた、感謝の言葉を申し上げたいと思います。仲間の皆さん健康に気を付けてトジェン」

「支会長のオヘジンです。こんにちは、支援の尾澤さんをコース戦略を利用して拘束させたサンケン電気に怒りを覚えています。私達はサンケン電気の決定によって解雇され私達は対話を申し入れていますがサンケン電気は何の回答もしようとしません。むしろサンケン電気は平和的な話し合いの申し入れに対して暴力的に公権力を利用して暴力的にそれを撥ねつけました。こうしたことはずっと前からサンケン電気が計画していたことだと私達は知りました。そして、韓国現地でも最上や合弁など計画があったのだと私達は知りました。私達は日本の工場を廃業するときは、1年ぐらいの時間をかけて、日本の労働者と話し合い手続きを経て廃業をしたとその様に聞いています。しかし、韓国の労働者についてはどうしてその様な手続きを取らずに一方的な廃業をしてしまうのでしょうか。どうしてこんな民族的な差別をするのでしょうか。30年も働いてきた労働者に対して合意してきた事項でさえ一方的に破棄すると言うのはどういうことですか。サンケン電気はその様な一方的な決定と民族的な差別をする会社だと言うのでしょうか。そんなことでグローバル企業として高い倫理性をもった企業と言えるのでしょうか。自分たちが掲げた偉そうな理想を勝手に破っておいてそれで一体グローバル企業などと言えるのでしょうか。この様なサンケン電気のやった行動と言うのは市民を相手に詐欺を働いていると言うのと何処が違うのでしょうか。この様な詐欺を働くようなサンケン電気と言った企業が地域社会でどうして一体営業を続けていけるのでしょうか。むしろ平和的な話し合いをしようと言うその様な申し入れに対して一方的にそれを拒絶し暴力的に弾圧してきたのは誰ですか。今回みたいな事態を引き起こしたのは正にサンケン電気の本社です。この様な事態を引き起こしたサンケン電気が責任を取るべきです。そのことが今回の事態の解決に向かう糸口になると思います。私達はサンケン電気本社に対して最初から要求してきたことがあります。今回の事態を解決するために私達は会社に対して話し合いを申し入れてきましたが我々の要求に答えず会社はむしろ事態を更に悪化させる方向に行動をとっています。この様に平和的な話し合いを申し入れている人々に対して欺瞞と嘘で、そして暴力的な弾圧を続けているサンケン電気が物事を悪くしている元凶だと言えます。しかしながらサンケン電気本社は今回の事態に対してそれを解決すると言う意志がないように見えます。今回の事件に対してこれに抗議する市民を暴力的にこれを逮捕すると言う事をしました。この様な行動するサンケン電気本社がまともな企業だと言えるのでしょうか。私達はこのようなサンケン電気の欺瞞的な行動に対して一歩も闘いから引くことが出来ません。私達はサンケン電気に対して怒りを抑えることが出来ません。サンケン電気は暴力的な弾圧を通して私達の闘争を止めることはできません。そのような妄想は今すぐ捨ててください。私達はこのような弾圧に対して決して負けたり、引くことはありません。私達はサンケン電気が私達の要求にこたえて話し合いの場に出てくるまで闘争を止めることは絶対にしません。そして最後に周辺住民の皆さん、支援に駆けつけた日本の仲間の皆さんに感謝の言葉を申し上げたいと思います。平和な話し合いの申し入れに対して暴力で答えたサンケン電気本社に対して、周辺住民の皆さんもこうしたサンケン電気本社への抗議の声を上げてくださるようお願いします。最後に今日も日本の仲間の皆さんに感謝の言葉を申し上げます。この様なサンケン電気が弾圧に出たと言う事は自分たちの間違えを認めるようなことです。私達の闘争は正当な闘争です。ですから私達はこの闘争に勝つまで最後まで力の限りを尽くして闘います。ありがとうございました。」

韓国からの発言が続きます。〇〇さんです。
「サンケン電気の偽装廃業に反対して私達の闘争に駆けつけてくださった日本の仲間の皆さんにありがとうございますと言いたいです。最近韓国でもよく雨が降ります。雨が降りますと私達の闘争は非常に辛いものとなっています。ですから私達は朝起きるとまずやることは外に出て天気の様子を見て今日の計画を立てることです。朝起きて雨が降っていたら、さあて、今日一日はどうやって闘争するか頭を抱えてしまします。雨が降ると組合員たちはテントの中で作業をします。しかし雨が降っていなければ私たちは闘いの準備をします。長引いている闘争で疲れている組合員たちに私達はいろいろと工夫をしています。しかしながら復職と言う最終的な目的を持っている私達にとって、このようなことは仕方がないことです。もうすぐ闘いを始めてから1年になろうとしています。今、1年を振り返ってみると1年と言う時間が余りにも早く過ぎ去ったように感じます。この1年を振り返ってみるといろいろな闘争があり、日本でも連帯の支援の闘争がありました。風でテントが吹き飛ばされそうになったり、一人デモで苦しいこともありました。この様な闘争が1年間続いてきたわけです。しかしながらこの様な闘争の中で変わらないことが1つあります。それはサンケン電気の不当な偽装廃業を撤回させ私達が元の職場に戻る、その様な切実な気持ち、それだけは変わることがありません。サンケン電気の子会社である韓国サンケンは本社の指示によって人為的な累積赤字を作り出してきました。そして韓国サンケンを廃業しておきながら天安市に新しい工場に新しい投資を行っています。その様な投資をする余裕があるならば私達の工場を再稼働させ組合員を復職させなければなりません。この様な累積赤字を理由にした廃業をしようとするのですが、この様な累積赤字を解消しようとする労働組合の提案にも会社は耳を貸そうともしませんでした。そしてこのような問題に対して韓国の地方労働委員会は、私達サンケン電気労働組合と話し合いをし、和解をするように勧告をしました。そして、埼玉の市民の皆さんも話し合いの要請について会社側に話し合いに応じるよう求めてきました。しかしながら、それに対して会社側はその様な市民を弾圧し拘束しましたが、その理由は『暴行』と『威力業務妨害』と言うのでしでした。サンケン電気の前でデモをしている人たちが、どうして『暴行』したと言えるのでしょうか。捏造された、でっち上げられた証拠に基づいて70代の高齢の男性が警察に暴力的に拘束されたのです。警察と会社側は結託して労働者の闘いを弾圧しているのです。日本は明治以来、法治国家であると言っています。しかしながら日本の警察はちゃんとした証拠もなしに市民を拘束して罪に陥れようとしています。法律では拘束すべき理由として、逃走や証拠隠滅の恐れがなければ拘束してはならないとそのように書かれているはずです。しかしながら日本の検察当局は、本社前のでっち上げられた証拠に基づいて拘束を延々と続けています。この様な証拠であれば証拠隠滅したくても証拠隠滅できるわけがありません。そして、暴行もした事がないので逃げることもないはずです。そして『威力業務妨害』と言う主張もしています。本社前でこのようにデモをすることは『威力業務妨害』と言うのでしょうか。建物の中に入ったわけでもなく、何にもしたわけでもない、いったいどんな妨害をしたと言うのでしょうか。でっち上げられた証拠と、嘘の通報に基づいて拘束された日本の市民を今すぐ釈放してください。もし、私達が今復職したとしてもこの様な不当な拘束が続いているのであれば私達は闘争を止めるわけにはいきません。サンケン電気はこのような無理な逮捕拘束を今すぐ辞めさせ私達に謝罪すべきです。だんだん暑くなってきました。この様な暑い季節になりますが、皆さんも健康に気を付けて頑張ってください。ありがとうございました。」
旭ダイヤの仲間から締めの挨拶を頂きます。

志木駅南口前の抗議行動

志木駅南口に移動しました。 埼玉市民の会から連帯の挨拶がありました。続いて韓国からの発言です。

〇〇さん「インターネットを通じて空の様子を見ていますが、さっきまでは雨が降っていたようですが、次第に晴れてきたようです。韓国でも最近は雨が沢山降るようになってきました。韓国と日本、海を隔てていますが私達は先日警察によって不当にも逮捕された日本の韓国サンケン労組を支援する会の尾澤さんの逮捕に対して、非常に心を痛めています。私達は日本のサンケン電気に対して闘いを続けています。市民を不当なでっち上げの証拠によって逮捕させ、私達の話し合いに対する要求に対しても応じようとしないその様なサンケン電気、このサンケン電気に対して非常な怒りをもって闘いを続けています。私達は世界的な気候の危機の中で闘っている多くの企業の中でサンケン電気も気候の危機の中で脱炭素を推進しているなどと言っていますが、その一方でこの様な悪辣な不当逮捕を試みるようなサンケン電気に対して糾弾せざるを得ない状態です。サンケン電気のような悪辣な企業、私達を騙し、そして、踏みにじる企業この様な企業に対して、私達は立ち上がって闘わなければならない。その様に決心をしています。サンケン電気は何十年も韓国の工場で生産をしてきながらその中で労働者に対する解雇や不当な弾圧、労組に対する攻撃を続けてきて累積赤字と言っていますが、累積赤字も当たり前の話でそれまで韓国サンケンに何の設備投資もしてこなかったこの様な形で私達を苦しめてきたのがサンケン電気です。この志木駅の近くにある埼玉県のサンケン電気と言う会社なのです。私達はこのようにサンケン電気の悪辣な蛮行に対して、決して挫ける事なく闘いを続けています。長い闘いの間、身も心も私達組合員は一つにして会社と闘ってきましたが、このような闘いの中で日本のサンケン電気は日本の尾澤さんを、韓国サンケン電気労組と共に闘っていた尾澤さんを不当にも逮捕した。この様なことに心を痛めていますが、しかし、私達はその様なことに挫けることなく闘いを続けていきます。私達はこのようなことに挫けて闘争を止めてしまうとしたらそれこそサンケン電気の思うつぼでありそして、彼らの勝手な行動に翼を付けてやるようなことだと思います。私達はこのような不当な弾圧に負けることなく闘いを続けます。毎日の様に一緒に行動してきた仲間を逮捕され日本の市民の皆さんもおそらく非常に悲しい思いをしていることだと思います。しかし、その様なことに負けることなく、私達はこれからも力強く闘い抜いてこの闘いに勝利しようと思います。皆さん、ありがとうございます。トジェン」

韓国からの発言が続きます。〇〇さんです。
「お早うご座います。志木駅周辺を通行中の市民の皆さん、お早うご座います。今日も私達韓国サンケンの闘いに連帯して集まってくれた日本の仲間の皆さんにも感謝の言葉を申し上げたいと思います。私は日本のサンケン電気、志木駅から歩いて15分ほどの距離にあるサンケン電気という会社が韓国に作った子会社韓国サンケンで20何年間も働いてきた労働者です。その韓国サンケンと言う私達が働いていた会社は韓国で様々な悪いことをしてきました。韓国サンケンは自由貿易地域の中での、外国企業に多くの得点を与えて融資をしている所ですが、ここで様々な恩恵を受けながらも、私達の工場を廃業させるというようなことをやっています。韓国サンケンが稼いでその上がりを日本のサンケン電気が持っていくと言うような構造でした。韓国サンケンの労働者と結んだ労働協約を一方的に廃棄する様なこともしました。韓国では外国企業が撤収するときは様々な手続きが必要ですが、韓国サンケンはその様なことを一切行わず、勝手に廃業してしまったのです。ソウルのマゴクションと言うところに韓国サンケンの会社があり、そして天安と言うところにも工場があります。そして、この天安の工場で生産をするに当たり何十億の莫大な投資をしています。その一方で、20歳そこそこで韓国サンケンに入社してその後30年も働き続けてきた韓国サンケンの労働者に対しては何もしようとしないのです。志木駅をご通行中の市民の皆さんに訴えたいと思います。日本にはこの様な韓国の労働者の苦しい状況に対してこれを支援してくれる多くの市民がいます。それは今、ここでプラカードやチラシをもって立っている人たちです。ところが、このように平和的に私達を支援してくれている日本の市民の中の一人がこともあろうに「暴行」したと言う事で不当に拘束されてしまいました。その様な平和的に抗議している人たちが「暴行」したと言うのは明らかに嘘だと言う事は明らかだと思います。しかも70を超えている尾澤さんが「暴行」を行ったと言う事を信じることが出来るでしょうか。私は、何年か前にサンケン電気に対してやはり抗議の行動をしていた時にあった出来事を思い出します。それは日本企業が行った悪行に対して抗議するために日本の市民の皆さんがお手伝いをして立ち上がったと言う事です。間違ったことに対してそれを抗議すると言ったことは余りにも正当なことだと思います。サンケン電気本社はこの労使問題に対して、様々な理由を付けて、対話を一方的に拒否しています。志木駅周辺をご通行中の市民の皆さんに訴えます。私達の闘いに力を貸してください。尾澤さんと言う人が「暴行」したと言う事に対してこれが明らかなでっち上げであり、釈放を求めていると言う事を訴えたいと思います。そして、拘束されたばかりでなく、市民の家に家宅捜索まで入ったと言う話があります。その「暴行」という証拠のビデオはサンケン電気が持っています。証拠が欲しいなら、尾澤さんの家に行くのではなくサンケン電気に行ってください。家宅捜索の時には尾澤さんの家のカギを壊して何十人もの捜査員が家の中に押しかけたと言う話を聞いています。現在拘束されている市民は韓国サンケンの廃業が間違っていると主張している人です。そしてこのことを訴えるためにサンケン電気の株式を購入して、株主になりました。そうした株主の市民を都合が悪いからと言ってでっち上げの証拠に基づいて逮捕拘束しています。日本は法治国家です。法律と言うのは全ての人々に平等に適用されるものであって、一方的に資本に有利なように適用することはできないはずです。現在サンケン電気がやったことを見ていると、資本の力を使って労働者を弾圧しているように見えます。志木駅周辺をご通行中の市民の皆さんに訴えたいと思います。捏造されたでっち上げられた証拠に基づいて抗議をしている人を逮捕させるサンケン電気と言う会社に対して抗議の声を上げていただきたいと思います。間違ったことは間違っているとそのように正しい声を上げられるように皆さんの力添えが必要です。以上です。ありがとうございました。」 サンケン太郎さんの歌からお願いします。

私達は、諦めないぞ
韓国サンケンの労働者を
職場に戻すため
諦めないぞ
一二サンケン
二二サンケン
サンケン電気は 
廃業撤回しろ

続きましてジョニーHさんの歌です。
 正義のために留置所に捕らわれた時がありますか
―略―
埼玉市民の会の人の締めの言葉を最後に、志木駅前の行動を終わる。

池袋駅南口サンケン電気営業所前抗議

 韓国サンケン労組を支援する会の共同代表のwさんの発言から始まる。続けて埼玉市民の会のから、全労働者組合の仲間から、争団連の大同測量の仲間の発言、と続く。

埼玉のジョニーHさんから尾澤孝司を支援の歌を。

正義のために留置所に捕らわれた時がありますか

次にオンラインでインターネットで結んで韓国からの発言を受けていきたいと思います。

池袋藤久ビルの前をご通行中の市民の皆さん、そして連帯のために駆けつけてくださった日本の市民の皆さん、こんにちは。私はこの藤久ビルの中に入居しているサンケン電気、サンケン電気によって不法にも解雇された韓国の労働者キム・ウニョンと申します。私は皆さんが朝早くから抗議行動をしているのをよく知っています。私達も皆さんと一緒に離れてはいますが、一緒に闘いを進めています。サンケン電気から私達、韓国サンケンの労働者が解雇されて400日が立っています。私達は韓国で働いていたにもかかわらず不法にもサンケン電気により韓国サンケンと言う会社そのものを潰してしまって私達は解雇された状態になっています。私達のこの1年に渡る闘いは苦しい闘いがありました。去年の7月に始まった闘いでしたが、夏も過ぎ、秋も過ぎて、寒い冬も越して、そして春が来たかと思うと、また、暑い夏に入って行きます。女性組合員の中にはまだ、小学生にも入らない子供がいます。その人はビニールの座り込みテントの中で子どもと一緒に寝なければなりませんでした。その時は寒い中、子どもと抱き合って寝て、ビニールのテントの中で24時間体制で、責任をもつその日は子供と過ごす時があったのです。サンケン電気の弾圧よりも怖いのは私達にとっては夏の「蚊」であり、冬の「寒さ」でした。ですがそれも過ぎて、乗り越えていく中で私達はいつまで続くか分からないこの辛さに胸を痛めることもありました。でもその様な時に心の支えになってくれたのが日本の仲間の皆さんの闘いであり、そして、私達地域の地元の労働者の皆さんの闘いがありました。その中で私達は力を得て、もう一度闘いに立ち上がることが出来ました。私達は日韓の労働者が一つになって闘いを進めました。闘いが一つだったからこそ、心が一つだったからこそ尾澤さんの逮捕と言う事は私達にとってとても辛く悲しい物でした。毎日毎日が苦しく、そして、私達のせいで捕まったのではないかと言う私たち自身への罪深さに胸が震えるときもありました。しかし、このような中でサンケン電気に対する闘いの意思をもう一度新たにしています。サンケン電気は15年間守って来た私達労働組合との労働協約を守らず、そしてそれをかなぐり捨てて、私達に襲い掛かって来た企業です。サンケン電気は大きな過ちを犯しました。サンケン電気は支援する会の尾澤さんを捕まえれば私達日韓の連帯が断ち切られて、もう私達がこの様な闘いが出来ないとでも思ったのでしょうか。それとも韓国の労働者が日本での闘いはもうなくなって、皆が諦めて、涙を呑んでそして立ち去るとでも思ったのでしょうか。サンケン電気の判断は全く間違っています。私達の闘いは正義の闘いです。すぐに対抗する正しい闘いであり労働者としての生存権を賭けた正しい闘いです。だからこそ私達はすぐには負けず連帯の力でこの難関を突破していきます。お金があるからと言って資本は傲慢に振る舞わはいことが良いと思います。踏みつけられても労働者には魂があり。そして、労働者には生存権を賭けた闘いがあり、そしてかわいい子供がいます。家族もいます。この闘いは一歩も引けない。私達は譲れない闘いをしています。皆さん闇が深ければ深いほど夜明けは明るいと言います。そして、雨が降れば降るほどそこの後に上る太陽は美しいと言います。皆さん私達は日本と韓国離れていても心は一つです。私達一緒になって闘いを進めていきましょう。皆さんがいるから私達がいます。私達がいるから皆さんがいます。皆さん共に手を取り合って前に進みましょう。皆さん、ありがとうございます。尊敬しています。大好きです。皆さん共に頑張りましょう。トジェン」

「皆さんこんにちは私は韓国サンケン労組支会長のオ・ヘジンと言います。サンケン電気はこれほど酷い会社だとは思いませんでした。本当に腹が立って悔しい気持ちでいっぱいです。世界に誇るグローバル企業だと言うサンケン電気が組合員16名しかいない私達の労働組合を躍起になって潰そうとするそのやり方の酷さに腹が立ちそして、歯ぎしりする思いです。サンケン電気がこれまでするのかと思うほどです。私達の闘いを支援してくれた人を逮捕させ、私達に向かって爪をむき出しにして弾圧をしかかっている本当に酷いです。サンケン電気はグローバル企業ならばグローバル企業らしく進出したその国の法律とそして、そこに働く人たちの要求を呑んでいかなければなりません。サンケン電気はしかし、私達に向かってむき出しの弾圧をし掛けており、私達を潰そうと躍起になっています。しかしサンケン電気が悪辣に振る舞えば振る舞うほど私達の団結は固くなっていきます。弾圧は酷くなりますが私達の団結の力は更に強まってそして、お互いを思いやる気持ちは深まっていきます。サンケン電気は自覚しなければなりません。自分たちが悪辣に振る舞えば振る舞うほど私達の闘いは激しくなると言う事を思い知らなければなりません。今でもサンケン電気を糾弾する声は日本の各地からそして、韓国全国からあちこちで巻き起こっています。サンケン電気がいくら私達を弾圧したからと言って私達の闘いは止まることがありません。わつぃたちは歴史を通して知っています。暴力を使って私達を弾圧すればその暴力は結局自分たちの首を絞める。多くの民主的な市民によってそのような権力は倒れると言う事、私達は身をもって知っています。民衆の力によって自らが謝罪をしなければならない、その様な日は必ず訪れるでしょう。サンケン電気は思い知らなければなりません。いくら悪辣に我々を抑えつけても、その力は倍になって跳ね返ると言う事をサンケン電気は知らなければなりません。サンケン電気は知らないだろう。しかし、私達はこの闘いの結果がどうなるかと言う事をよく知っています。この歴史上、日韓の労働者の連帯がこれほど強く熾烈に闘われた歴史はありませんでした。この闘いはだからこそ崩れないのであり、サンケン電気は大きな思い違いをしていると言う事を知らなければなりません。既に韓国の国会議員41名による嘆願書が埼玉地方検察庁に送られ、日本の関係省庁もこの様な事実をよく知るところとなりました。もうすでに負けていると言う事をサンケン電気は知らなければなりません。私達の闘いは必ず勝利するだろうし、私達は勝利するその日まで闘いを止めません。今からでも遅くありません逮捕されている人の釈放を一刻も早く行うべきです。そして、私達韓国サンケン労組との話し合いを一刻も早く行うべきです。話し合いを持ち問題解決に乗り出さなければなりません。最後になりましたが、今日も変わらずに私達を支援するためにここにお集まりくださった、日本の仲間の皆さんに心からお礼を申し上げます。本当に皆さんありがとうございます。私達、皆さんから大きな力をもらって私達の闘いを続けています。本当に心から感謝します。逮捕者が一日も早く釈放されること、そして、私達が元通り工場ではたらけること、その日まで共に頑張りましょう。皆さんありがとうございます。頑張りましょう」

支援する会より来週の24日、25日の行動提起があった。連続の行動になるが、株主総会に向けての大事な取り組みである。

最後に参加者全員で藤久ビルに向かってシュプレヒコールをぶつけて終了した。


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