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ウィシュマさんの死を繰り返させない法律を!〜「入管見直しアクション」

動画(8分)

 5月30日午後2時から、東京・高田馬場駅前で「入管見直しアクション」が雨の中、取り組まれた。主催は「全国一般東京ゼネラルユニオン(東ゼン労組)」で、29の国籍の外国人労働者を組織している。奥貫妃文委員長は「私たちは多国籍労働組合です。新宿区の8人に1人は外国人。日本はすでに多民族国家になっている。すべての人の生存権を認めるべきだ」と強く訴えた。

 ウィシュマさんの遺族も参加し、妹のワユミさんは短い言葉で思いを語った。「入管は私の姉を殺した。治療を怠った。責任をとってほしい。入管は人の人生をもてあそんだ。真相調査報告書を出し、ビデオを公開して下さい。姉のような人が二度と現れないようにしてほしい」と。

 指宿昭一弁護士は、命と人権を守る「ウィシュマ法」制定に向けたアピールを行った。「おそらく政府は来年また入管法の改正案を出してくる。ウィシュマさんの死を繰り返させない法律を作る運動をしていくつもりだ。入管はまったく反省していない。外国人の人権が守られない国で、日本人の人権も守られない。共に闘っていきましょう」。

 東ゼン労組は「真の共生社会の実現に向けて、日本人と外国人が手をとって共に闘うのは“トウゼン”です!」と、入管見直しに向けて活動を強める方針だ。(M)
→連絡先 tozen.carlet@gmail.com


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