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「私たちは企業の安全弁ではない」〜阪急阪神ホテルズが「非正規219人」を雇い止め
首都圏のグループホテルで働いているAさんは「ナイトマネジャー」といわれる職種で、夕方の5時から翌朝9時まで「フロント補助」や「防犯巡回」などを行っている。身分は「パートタイマー」で時給1220円。親の介護を抱えているので、労働日は少ないが、生活を支える大事な仕事だった。 会社のやり方は狡猾だった。Aさんは「3か月更新」で2年間働いてきたが、昨年12月末の更新時に「2021年1月1日から3月31日までとし、以降は更新しない」という文言が入った契約書に、サインを求められた。「署名する以外に選択肢はなかった」とAさんは悔しがる。これまであたりまえに更新を繰り返してきたのに、突然、紙切れ一枚で、しかも署名を無理矢理とられた形で、今年3月末で退職に追いこまれたのだ。
納得いかないAさんは、首都圏青年ユニオンに駆け込み、組合に加わり、「雇い止め撤回」を求めて会社に団体交渉を申しいれた。これに対して会社は「回答書」のなかで業績悪化を強調し、「雇用契約を終了しただけで問題ない」といっさい責任を認めていない。 首都圏青年ユニオン事務局次長の栗原耕平さんは、「体力のある大企業の会社が、あからさまに非正規を大量に雇い止めにする。こんなことが許されていいのか。他の会社がまねをする。コロナ禍だからこそ、企業は雇用維持と労働者の生活防衛に取り組むべきだ。世論をつくっていきたい」と訴えた。Aさんが最後に述べた「私たちは企業の安全弁ではない」という言葉が印象的だった。(M) Created by staff01. Last modified on 2021-05-14 08:47:52 Copyright: Default |