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「表現の不自由展・その後」中止事件〜再開求める集会・署名運動広がる

 あいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」の一方的中止問題で、怒りの声を広がっている。8月7日、衆院議員会館で開かれた緊急集会・記者会見には約150人が集まり、緊迫した空気に包まれた。

 呼びかけ人の一人、田島泰彦さん(写真上)は「表現の自由が危ないといわれてきたが、危ないどころではなくズタズタにされている。今回の事件は偶発的事件ではなく、そうした社会の流れの中で起きている。表現の自由を守る人々に対しては暴力・脅迫など卑劣な行為が行われる。しかしここで負けてはならない。全力で展示を守り抜くことが大事だ」と訴えた。集会では、各分野の識者からの意見、出展者の作家が壇上から発言した。

 また「表現の不自由展その後」実行委員会の永田浩三さん、小倉利丸さんも会場発言をして、現地の経緯・問題点などを詳しく語った。緊急集会は、中止された事業を「表現の自由」を求める市民の力で再開させた「よき前例」をつくろうと呼びかけた。いま、再開を求める緊急署名が展開されている。(M)

<醍醐聰さんからのよびかけ>

皆さま
「表現の不自由展・その後」中止事件についてお知らせ&お願いをさせていただきます。

◆8月15日に署名簿(第一次)提出が決まりました◆

昨日、愛知県庁の担当課(文化技術課)と電話でやりとりをし、次のとおり、決まりました。
署名簿(8月13日、第一次集約分)提出  8月15日(木)午後
よびかけ人3名が県庁を訪ね、面会して提出します。その後、県庁内での記者会見を折衝中

◆署名運動の周知に至急、ご協力を!◆

検閲国家の先触れといえる今回の事件を跳ね返すには、一日も早く展示の再開を果たすことが何よりですが、それには署名の数が決定的に重要です。周知すればどんどん増えます。
メール、ツイッター、フェースブック等で、至急、次の3点セットを拡散くださるよう、お願いします。
署名用紙のダウンロード(印刷して使って下さい)
http://bit.ly/2Ynhc9H
ネット署名(入力フォーマット)
http://bit.ly/2YGYeu9
ネット署名に添えられたメッセージ一覧(閲覧用)
http://bit.ly/2LZz0RR

第一次集約日は、8月13日(火)です。
さまざまな方面から抗議、再開要望が送られるのは良いことだと思います。私たちの署名は外部のサイトに任せない手作り。メッセージも添えた署名簿で提出します。

◆昨日の緊急集会の動画をご覧ください◆

緊急集会&記者会見:あいちトリエンナーレ『表現の不自由展・その後』中止事件(フル動画)
https://youtu.be/cFdWKXxBi2I
武内曉(主催者)33:30〜42:05
中垣克久(出展者)42:05〜48:30
志田陽子(武蔵野美術大学 教授)48:30〜58:55
田島泰彦(元上智大学教授)58:55〜1:10:30
中垣克久(出展者)1:10:55〜1:15:20
萩野富士夫(小樽商科大学名誉教授)1:15:20〜1:25:10
醍醐聰 1:25:10〜1:34:35
朝倉優子 1:34:40〜1:44:10
永田浩三(実行委員)1:44:50〜1:52:00
小倉利丸(実行委員) 1:52:00〜1:58:05

以下、我田引水です。
お手すきの時間に私の発言の次の部分をご覧いただけると幸いです。署名のアピールと「慰安婦問題」に触れた箇所です。
1:27:55〜1:34:35


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