本文の先頭へ
渡部通信 : レーダー照射と辺野古土砂投入抗議官邸前集会
Home 検索

*写真撮影=shinya

・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、 ・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」 の渡部です。 ================================ 2019年、あけましておめでとうございます。 昨年暮れから韓国の駆逐艦による自衛隊哨戒機に対する レーダー問題では、マスコミのほとんが 安倍政権と同じ立場に立って韓国を批判しています。 しかし、映像を見た限りでは、 自衛隊機が韓国の艦艇近くを飛んでいることは明らかです。 これだけ近くを飛べば、挑発行為と受け取られても当然です。 照射行為があったか無かったについては 双方で意見が違うようですが、 速度の遅い船が、速度の速い飛行機に向かっていく、 などとは考えられません。 自衛隊機が韓国の艦艇に向かって行かなければ、 恐らく何もなかったと思います。 そして、最大の問題は、この映像を公開することについて、 当初、防衛省は否定的だったのに、 安倍首相が強引に公開させたと報じられていることです。 ではなぜ、安倍首相は強行に公開させたのでしょうか。 それは、この間の様々な動きを見ると 理解できるのではないでしょうか。 第一に、韓国でキャンドル革命が起き、 文在寅政権が誕生、朝鮮半島で南北融和が進んだことです。 これによって、安倍首相が軍拡と改憲の大きな理由としていた 北朝鮮脅威論が通らなくなりました。 しかも、南北融和は着実に進みつつあります。 第二に、文政権がこの間、安倍政権が否定する 慰安婦や徴用工問題での謝罪・賠償に対して、 韓国の被害者の立場で動いているからです。 南北融和が進めば、韓国と北朝鮮は手を結び、 植民地支配に対して謝罪しようとしない 安倍政権に対し、さらに強い姿勢で臨むようになるでしょう。 ですから、安倍政権は文政権を許せないのです。 できれば、以前の朴政権のような政権を望んでいるのです。 第三には、辺野古への土砂投入です。 12月14日に辺野古への度し投入を強行した 安倍政権に対する批判が強まり、 支持率も低下しつつあります。 12月18日には、 タレントのローラさん(28)も 自身のインスタグラムで、 辺野古への移設工事を止めるよう求める 嘆願書への賛同署名を呼びかけました。 するとすぐに目標の10万を超えました。 安倍政権にとっては、これが脅威なのです。 ですから、安倍首相は、 「できれば、人々の眼を辺野古からそらしたい」 と考えたのだろうと思います。 以上の理由から、 安倍首相は「レーダー照射問題」に飛びついて、 当初否定的だった防衛省の意見を聞かず、 強行に公開させたのです。 そうしたところ、多くのマスコミはそれに乗っかって 毎日のようにそれを取り上げ、 辺野古への土砂投入のニュースは殆ど流れなくなりました。 また、出て来るのも軍事評論家のような人ばかりで、 その政治的背景や安倍首相の狙いについて 語るような人は殆ど出てこない有様です。 戦前、日本帝国主義は、柳条湖事件、 盧溝橋事件などをでっちあげ、侵略戦争に突入しました。 今も、同じようなことが起きつつあると思います。 しかも、今度は、防衛省ではなく首相が先頭に立っているのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


本日(1月5日)15:00〜16:00頃まで、 「辺野古への土砂投入、即時中止!」の首相官邸前行動 (呼びかけ:一坪反戦地主会関東ブロック) が行われ、250人が結集しました。 官邸前に行くと乱鬼龍さんが, <原発の次は辺野古が頓挫する> という川柳を書いたムシロ旗を掲げて歩いていました。 以下、発言を三つ紹介します。 <一坪反戦地主会関東ブロックの方>  主催者はここにいる一人一人の方々だ。  我々は呼びかけ団体だ。  土砂投入は絶対許せない。  彼らの狙いは「あきらめさせること」だ。  だから我々は「あきらめない」。  沖縄の民意を日本全国の民意にして行かなければならない。  ローラ旋風も起きている。  1人1人が声を上げて行こう。 <辺野古現地から電話で:山城博治さん>  本日辺野古現地には1000人を超える人々が結集した。  状況は厳しいが、みんな明るく、洋々と、闘い抜く決意だ。  署名がすでに17万を超え20万を目標にしている。  1月8日には、米軍司令部前で集会を開く。  東京では米大使館前でやって欲しい。  また、毎週水曜日、琉球セメント前で集会をする。  7月の参院選では統一選を擁立して闘う。  4月の衆院補欠選は統一候補(ジャーナリストの屋良氏)が決まった。  相手は沖縄を売り渡した島尻安伊子氏だ。  情勢は厳しい。しかしめげずに闘う。 <日本山妙法寺の方>  土砂投入が始まってからも3日行動や、  渋谷で一週間をスタンディンをやった。  12月28日の防衛省前行動にも参加した。  いつも、太鼓を叩いていると「うるさい」などと言われる。  しかし、終り頃、若い男女カップルがやってきて、  温かいお茶のペットボトルやカイロなどを差し入れしてくれた。  こんなことは初めてだった。  世論は私たちに味方している。 他に、 <沖縄宜野座村から一時帰京して来た方> <千葉の方>。 <東京東部統一行動の方> <機動隊派遣阿違法の住民訴訟の方> などからも発言が有りましたが割愛します。
 
最後に以下のような行動提起がなされました。 1月7日(月)18:30〜 防衛省への抗議申し入れ行動 1月15日(火)14:00〜15:00 大林組本社(品川)申し入れ行動 1月20日(日)11:30〜1430 新宿街宣(西口、南口、三丁目交差点)        15:00〜16:00 新宿街宣(東口) 1月30日(水)1630〜 総務省抗議行動        18:30〜ヒューマンチェーン・リレートーク 安倍政権は人々の眼を辺野古に向けさせないよう、 次々とアドバルーンを上げてきますが、 それに惑わされることなく、 辺野古の問題を訴えていきましょう。 そして、今年こそ、力を合わせて、 デマゴギー・アベを倒しましょう!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       『2・9総決起集会』 <メインスローガン> 「日の丸・君が代」強制と処分反対!10・23通達撤廃!     〜今こそ、教育の国家主義に対抗する〜 <闘いのスローガン>  ・「特別教科・道徳」反対! ・「教育勅語」復活反対!  ・国威発揚のオリンピック・パラリンピック教育反対!  ・ボランティアを強要するな!  ・教育の軍事化を許さない!  ・自衛隊と教育委員会・学校の連携をやめよ!  ・日米安保条約反対! ・日米軍事同盟反対!  ・共謀罪反対! ・治安維持法の復活反対!  ・天皇制強化の代替わり反対!  ・憲法改悪反対! ・憲法に自衛隊を明記するな!  ・若者を戦場に送るな! <講演> 荻野富士夫さん(元小樽商大教授)     演題「戦前の教育統制と今日の国家主義化教育」 <現場報告>(予定)  ・「君が代」被処分者(高校教員)  ・「君が代」裁判の現状  ・「道徳教育」の実践  ・天皇制との闘い  ・教育統制と闘う千葉の高校の実践  ・高校生の言論の自由の闘い 他 <卒業式チラシまきについて> <集会決議>    −−−−−−−−−−−−−− (日時)2019年2月9日(土) 13時開場、13時30分開始 (場所)文京区民センター3A (主催)都教委包囲首都圏ネットワーク (資料代)500円 ======================== 【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎) ======================== 東京五輪に【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし) ======================== 対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう! ================================ (このメールはご迷惑を承知で多くの方々に発信します。 ご迷惑な方は止めますのでご連絡ください。) ********************************************************************* 「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス http://houinet.blogspot.jp/ 「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ http://hinokimitcb.web.fc2.com/ 「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト http://hinokimi.web.fc2.com/

Created by staff01. Last modified on 2019-01-06 16:06:47 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について