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泣いて笑った!労働組合員でよかった!〜音楽劇『ワーカーズラプソディー』

   渡辺 学

 9月6日、鯨エマさんの音楽劇『ワーカーズラプソディー』を観てきました。わたしの所属する全国一般労働組合東京南部で数年前にあったカルト的な(笑)化粧品会社を不当解雇されたワーキングマザーの争議がモデルとなった音楽劇。鯨さんは私が勤める職場組合の分会長でもあります。

 作品には、と場、保育、コンビニ、地下鉄売店、介護の職場で働く人たちも登場します。差別やハラスメントと対決すること、合同労組としての団結、連帯と抵抗の意味が気持ちよく描かれています。働くこと、家族のこと、仲間たちとの関係の中で、それぞれが主体となり変わっていく組合員たち。そして、最後は未来をきっちり見据えた刺激的な展開…。

 こうやって、職場を、この腐った社会を変えていくんだ!と思いをあらたにしました。ワンシーン、ワンシーンを反芻しながら、幸せな気持ちで帰路に着きました、たくさん泣いて、たくさん笑った! 労働組合員でよかった!

 小劇場で客席がL字型だったこともあり、他の観客の表情が見えました。登場人物と喜怒哀楽を共にし、わたしと同じ気持ちで劇場を後にした人は少なくないはず!

 東京・下北沢の「北沢タウンホール」で9日まで。8日夜のアフタートークには全国一般東京南部の中島由美子書記長が出演します。

●海千山千プロデュース公演 第23回 音楽劇 WORKER'S RHAPSODY 〜ワーカーズラプソディー〜 作:鯨 エマ 演出:伊藤 大(青年座) 2018年9月5日(水)〜9日(日)劇場 北沢タウンホール小劇場B1→詳細情報


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