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幻の名作『地の塩』がやってくる!〜レイバー映画祭2018に反響

 9月1日の「レイバー映画祭」で10年ぶりに『地の塩』を上映することになった。「これを観たかった!」など反響は大きく、続々と予約が寄せられている。『地の塩』は1954年米国作品だが、労働運動の不朽の名作といわれる映画。2007年の「レイバーフェスタ」で上映したときも「労働運動というテーマだけでなく、運動内部のジェンダー問題に深く切り込んでいたところがすごい。50年以上前に作られた映画だが、その問いかけは十分に現在性を帯びている」との感想が寄せられた。日本の劇場公開は1997年で労音会館で1か月上映された。しかし、その後はまったく観る機会がなくなり「幻の名作」となってしまった。
 2018年のいま「Me Too」運動や非正規女性のたたかいが広がっているる。今こそこの映画の出番である。『地の塩』が描いた普遍的・根源的な問いかけは、時代と時間をこえて迫ってくるだろう。映画評論家の木下昌明さんが「これを超える労働運動の映画はない」と評する『地の塩』は、9月1日午前10時から上映する。映画祭ではその他、アメリカ労働映画の最新作『ユニオンタイム』や「沖縄・非正規・派遣・運輸・外国人」など日本の現実をきりとった新作を上映する。『辺野古500人大行動』『わたしは黙らない』『技能実習生はもうコリゴリ』は新人作品で、この日初公開である。さあ、ことしも元気をもらいにレイバー映画祭に集まろう!

<レイバー映画祭2018> 9月1日(土)10:00〜16:50  東京・田町交通ビル6Fホール
 一般1700円(予約1500円)  →メール予約はこちらから

レイバー映画祭2018詳細ページ

『地の塩』シネクラブの感想集


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