辺野古止めるために名護市長選に絶対勝利を！〜現地レポート

　　　　佐藤茂美

●１月２５日辺野古レポート

　午前８時少し前にシュワブゲートに到着。座り込み準備の手伝いをする。８時３０分から、いつものようにゲート前で集会。今日は参加者は１００名を超えていた。各地域の島ぐるみ会議が結集したためのようだ（沖縄市２５名　具志川９名　大宜味５名　読谷５名など）。始まりはこれもいつものように「座り込めここへ」の歌で景気づけ。数名の方があいさつした。その内容はやはり昨夜の稲嶺進決起集会の熱気が継続しているためであろうか、以下の２点が強調されていた。①「辺野古を止めるために名護市長選に絶対勝利しなければならない。そのためには一人一人が知恵を出しあい、できる支援活動をしよう」。②「権力の横暴、機動隊の暴力に守られ、護岸工事と評しているが、実際は基地建設工事のため１日３００台前後（砕石満載、セメントミキサー車など）のダンプが基地内に入り、急ピッチで工事が進んでいる。しかし県民は絶対あきらめない。工事阻止のため座り込みをこれからも強化していこう」。

　この日も８時５０分頃ダンプがやってきた。阻止行動は機動隊の暴力的排除に抗して２５分ほど頑張る。人数が多かったためかなり頑張れたのではないか。ダンプ８６台が基地内に入り込む。終了は１０時過ぎだった。その後テントで１２時まで集会だった。

　うるま市島ぐるみ会議からの話。「K1護岸工事は終わっている。今K２護岸工事が進められている。このペースで工事が進むと５月末にはK1、K2、K９、N5などの工事がすべて終わり、基地予定埋立地が護岸で囲われてしまう。海が完全に死んでしまう」と危機感をにじませていた。「K９護岸工事のための塩川地区からの海上砕石運搬は違法行為である。違法行為をやめさせなければならない」。

●１月２６日辺野古レポート

　１月２６日は朝から雨。今日の私の行動は嘉手納基地ゲート前でのスタンディングから始まった。朝６時半辺野古宿舎を出発し、７時半嘉手納ゲート前につき、宣伝活動を８時半まで行う。このスタンディンの間どしゃ降りの雨であった。その後今回の沖縄行きで、初めて喫茶店？に入り、コーヒーを飲む。うまかった！午後３時の座り込みに備え、宿舎で２時間ほど休憩。

　２時３０分ゲート前で座り込み、ダンプの侵入を遅らせる行動の準備をする。参加者は３０人弱。座り込み集会は２～３名が発言。参加者が少なかったため、残念ながらダンプ侵入遅延行動は７分ほどで排除される。しかしそれぞれが工夫し基地に入るダンプに対して「違法な埋め立て工事に加担しないでください」と訴えた。