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デマで沖縄への偏見を煽るな!東京MX「ニュース女子」はおかしいぞ!虎ノ門・赤坂サウンドデモおこなわれる!



動画(12分41秒)

 今年、1月2日に沖縄のデマの放送「ニュース女子」をながしたMXテレビに対し1月12日から「公共の電波をつかってこんなデマ放送をしてはいけない!」と沖縄への偏見をあおる放送を許さない市民有志の人たちの呼びかけで抗議がおこなわれてきた。3月からMXテレビへの抗議は隔週となった。6月22日の今回のデモは、「ニュース女子」をつくった制作会社であるDHCテレビへの抗議。そして、大阪で沖縄を笑いものにしている「そこまで言って委員会」の制作会社でもあり、「ニュース女子」の制作会社でもあるボーイズへの抗議。また、「ニュース女子」の司会を務めた長谷川幸洋氏に抗議することとなった。

 当時、東京新聞の論説副主幹だった長谷川幸洋氏は「基地反対参加者は日当をもらっている」など、なんの根拠もないデマが「ニュース女子」で垂れ流されるのを司会者として否定しなかった。東京新聞がおわびをして、長谷川氏を事実上の降格をすると「異論を封じる東京新聞と私は断固闘う」と、反省することもなく「それでも私は東京新聞を辞めない」とひらきなおっている。

 また「ニュース女子」を製作した会社DHCテレビはサウンドデモにて抗議にくるときいたからと、通常「虎ノ門ニュース」は午前中に放送している番組だがDHC側は急遽「緊急放送特別番組」をたちあげ、19時から放送が開始された。放送は、この番組のプロデューサーである山田晃氏が司会進行をし、コメンテーターは武田邦彦氏と百田尚樹氏であった。また、アメリカからスカイプで我那覇真子氏が出演した。

 東京・日比谷公園から出発のサウンドデモは予定の19時からすこし遅れたスタートだった。東京新聞の前をとおり、虎ノ門にあるボーイズをめざし同じく虎ノ門にあるDHCテレビへむかう途中からDHC応援カウンターがトラメガでデモ行進の参加者を威圧してきた。「緊急放送特別番組」が行われたスタジオは、DHCテレビが入っているビルの路上に面している。その横に、テレビモニターがサウンドデモ参加者にみえるように用意されていたようだがDHC側の応援カウンターで、なにもみえなかったうえ「さっさとくだらないデモやめろー!」等と罵声をサウンドデモの参加者にあびせ、正気を逸するなにか殺気さえ感じるものが(DHC側カウンターから)あった。

 ほぼ同時刻、スタジオのなかから百田尚樹氏が「ここおいでえーや!」(スタジオのほうまで)と発言していたようだが、とてもなかに入れる様子ではなかった。

 そもそも外にいるデモ参加者に、その声が聞こえるはずもない。デモ隊はスタジオ前を通り、予定通りV字状にターンして外堀通りへ向かった。直進するとアメリカ大使館にぶつかるため、回避せざるをえないとデモ申請時に警察に言われたためだ。ところがDHC側はカメラを折り返し地点に据えて「デモ隊はスタジオまで来ず、逃げ帰った」とデマを飛ばしている。

 サウンドデモ参加者は、なんとかけがをすることなく無事デモを終了した。1時間30分ほどのデモ行進で疲れていたにもかかわらず、3人の方がインタビューに応じてくれた。

 この日の参加者は主催者発表では130人であったが参加者からは150人以上いたとの声もあった。サウンドデモのつぎの日の6月23日は、あの沖縄戦が終わった日であり慰霊の日である。参加者から「基地のない平和な沖縄にどうかなってほしい!」つづけて「明日は慰霊の日!もう戦争はしてほしくない!」と強調した。次回MX抗議行動は6月29日(木)18時30分からの予定(見雪恵美)

関連取材

琉球新報「ニュース女子」 都内、市民らが謝罪を求めデモ

沖縄タイムス「ウソの番組、許さない」 沖縄へ偏見放送に市民ら抗議デモ

UPLN20170622 UPLAN デマで沖縄への偏見をあおるな!東京MX「ニュース女子」はおかしいぞ!虎ノ門・赤坂サウンドデモ

IWJ第34回 国際反戦沖縄集会 〜NO!辺野古基地 NO!高江ヘリパッド NO!共謀罪 2017.6.23

ツイキャス 17☆6.22虎ノ門・赤坂サウンドデモ@デマで沖縄への偏見をあおるMX「ニュース女子」をゆるさない市民有志

毎日新聞「ニュース女子」人権委へ毎日新聞2017年5月18日 大阪朝刊

はなやかなサウンドカー(写真上)


川柳家・乱鬼龍さんの川柳(写真上)


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