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川崎でヘイトデモを阻止〜「共に生きよう」市民1000人がカウンター

7月16日、川崎で市民がヘイトデモを阻止しました。   ヘイト団体は、午前10時半に川崎平和館の向い側に集合、11時にデモ出発、綱島街道を武 蔵小杉方向へ進み、約700m先で解散する予定でした。そこで、市民約1000人がカウンタ ー行動のため結集。中原平和公園での集会のあと、警察の抑圧に抗して、デモ出発予定地 付近に待機していました。   ところが、東京方面から来たヘイト団体のバスは、出発予定地の北方500m手前で停車し 、約20名が下車。ゲリラ的に登場した彼らは、その場で「記念撮影」をし、何故かそこに も居た警察官に守られながら、東京方面へ北上する形で行進。それに気付いた市民が後方 から追いかけ抗議し、約200m進んだところでデモ隊を阻止しました。その地点で、彼ら はバスに乗り込み逃走。約10分間の「ピンポンダッシュ」デモでした。 デモを計画したのは川崎で2013年から12回も、「朝鮮人を殺せ」と叫ぶヘイトデモを実行 してきた津崎尚道氏です。今回のデモについては、昨今高まるヘイトスピーチ反対の機運 に対する「総反撃」の一環であることをブログで表明。もう一人の主催者である「日本第 一党」瀬戸弘幸氏はブログで、昨年6月に市民や行政により阻止された「川崎浄化デモ」 の「リベンジ」を公言していました。その一方で彼らは、「言論の自由」を盾にしつつ、 デモ申請の際は、「ヘイトスピーチはしない」と伝えたそうです。しかし当日のデモ隊の 中には、旭日旗と「本邦外出身者へ告ぐ 日本人に対して ヘイトスピーチ 許さない」 「川崎をとりもどせ」などと書かれたプラカードがありました。 川崎では「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」が組織され、昨年 6月の「ヘイトスピーチ解消法」成立後も、様々な活動が続けられてきました。現在、ヘ イトスピーチ対策に向けた条例と、公共施設利用のガイドラインの作成の準備を本格化。 インターネット上の差別書き込みを削除するよう、行政がネット企業に働き掛ける取り組 みも始まります。 総括集会では最初に、市民の力でしかヘイトデモを阻止できない現状と、短時間であって もヘイトデモが実行された現実を、重大な問題として受け止めねばならないことが提起さ れました。在日3世の崔江以子さん(写真)は「私たちは負けてない。行政が条例で法整備し、い つの日か市民が止めなくてもヘイトデモができなくなる、その希望への一歩です」と訴え ました。ヘイトデモやヘイトスピーチを根絶するために、共に闘っていきましょう。 【写真速報】https://blogs.yahoo.co.jp/tocka_jikkoi/66577463.html 【IWJ】http://iwj.co.jp/wj/open/archives/390589 【YouTube】https://www.youtube.com/watch?v=WJHaA9J5sxY 【カナロコ】http://www.kanaloco.jp/article/264879 【ヤフーニュース】https://news.yahoo.co.jp/byline/akedotakahiro/20170716-0007335 8/ 【主催者Web】https://kawasakiar.tumblr.com/ 【参加報告】佐藤和之(川崎から日本軍「慰安婦」問題の解決を求める市民の会)

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