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市民の熱気を感じた「朴槿恵退陣要求行動」〜歌や踊りパロディ動画も白石 孝 韓国のいまの運動に関して詳しいわけではないので、雑感的レポートです。パク・ウォンスンソウル市長が進める人権を基調とした自治体改革、これを日本の自治体でも実現できないか、私はそのためのレポートを書いている最中。労働政策も画期的で「人が優先され、労働の常識が守られるソウル」を実現すべく「労働革新対策」を2016年9月に発表し、今月には週40時間労働の徹底、ワークシェアから雇用120万人創出を打ち出す。その労働政策立案のキーパーソン、韓国労働社会研究所の金鐘珍(キム・ジョンジン)研究委員を2月に招き、京都と東京で研究会を開催するが、その打ち合わせが今回訪韓の目的だった。 同時刻、徳寿宮・市庁前広場では保守系の朴槿恵擁護集会も(写真上)。こちらは2万人くらいと思うが、集会の中に入り込んでみたらほぼ9割が50歳台以上の高齢者、大韓民国国旗(太極旗)を手に持ち、中には星条旗を併せ持つ人も。確認したわけではないが、「動員されている」人が大半とのことで、確かに雰囲気はそうだ。 一方の市民集会はざっと5万人くらいか。午後5時からの集会だけど2時くらいから三々五々集まり始め、歌や踊り、ポスター展示、出店などに人が集まる。5時過ぎには各所の地下鉄出口から人の波が途切れない。若者が中心で子どもを連れた家族参加も目立つ。雪が降り積もっているのに座り込んで参加している人が多く、一人ひとりが自主的に参加している様がうかがえる。 私たちはデモには出ないで、早めに夕食に向かったが、馴染みのマッコリの店には、続々と集会帰りのグループや家族連れが来て、いつもはすいている店が満席に。この店は元々韓米自由貿易協定反対などのポスターも貼られていたが、やはり民主派のお客さんが多く集まるのが分かった。
集会の設営がまた感動的。各所に大型スクリーンが設置され、スピーカーの音も割れずに数キロ先まで鮮明に聞こえる、何とクレーン車で空高くスピーカーを設置しているからだ。ステージでの演説も3分未満、だらだらとしゃべる人はいない。歌や踊りも入り、パロディ動画などが次々と出てくる。日本の集会とはまるで違う。朴槿恵の弾劾が決まり、憲法裁判所での審査を見守る段階ということもあり、この日の参加者はピークの1割以下と思うが、それでも市民の熱気を感じる集会だった。 Created by staff01. Last modified on 2017-01-23 13:20:27 Copyright: Default |