「ワーカーズ日本語版」に熱い期待 | |||||||
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「ワーカーズ日本語版」に熱い期待 9月16日から19日まで、東京信濃町の京都造形芸術大学・東北芸術工科大学外苑キャンパスで開かれた東京アートブックフェア(TABF)2016に韓国の独立メディアのチャムセサンを始めとするメディアグループが雑誌「ワーカーズ」を出展した。 TABF 2016 ワーカーズは、チャムセサンの記者・編集者とデザイナーグループ、写真家グループのコラボレーションによる紙媒体の雑誌。インターネット全盛時代、従来の紙媒体の雑誌が続々と休刊・廃刊に追い込まれる中、あえて新しい雑誌を発行しようという試みは、あらゆる方面からの強い反対を受けたが、反対の声を押し切って現実のものになった。 今回のTABF 2016への出展は、ちょっとしたハプニングの結果ではあった。それはともかく、ワーカーズの試みが受け入れられるものなのか、世の中に問うため、急遽、日本語版サンプルの制作を始めることになったという。 TABFの期間は韓国の秋夕連休と重なっていたため、航空券の入手も一苦労だったというが、それはともかく無事に会場にブースを整えた。当初はインターナショナル・セクションでの出展を希望していたのだが、なぜか却下されて一般の展示室での展示になった。 オープン前のブース しかし、そう簡単に韓国語の雑誌が売れるはずもない。初日は5冊程度の売上にとどまった。2日目も3日目も…。「値段を下げようか」、「1冊700円は高いかな? 値下げしたらどうだろう」などと話しながら、来場者の目に止まるようにセールスポイントのひとつである写真のページを広げてとにかく待つ。 ブースに並ぶWORKERS 展示ルームD全景 TABFの来場者は、出版関係者やデザイナー、カメラマン、そして美大の学生など、社会運動からは縁の遠い業界関係者が多かったのではないだろうか。洒落たアーティスティックな本が並ぶ中、社会運動を掲げる、それも韓国の雑誌に興味を示す人が多いと期待するほうがどうかしている。「何でこんなにたくさん持ってきたんだ」とぶつぶつ言いながらも、ぽつりぽつりと売れる。飛ぶように売れたというわけには行かなかったが、ワーカーズのブースを訪れる人たちの声は、思っていたより肯定的だった。いや、熱い反応だったと言ってもいい。 ブースに立つ本・ソンマン編集長 ちょっとした冗談から始まった「ワーカーズ日本語版」の話だが、どうやら本気で検討しなければならないようだ。ワーカーズ日本語版なんて、それが無謀なチャレンジであることは言うまでもない。しかし、韓国でもワーカーズの企画が無謀なチャレンジだった。「どうせすぐに潰れる」と言われながらも、何とか半年は続いた。日本語版も決して不可能ではないかもしれない。 シール投票 付記:WORKERSの記事のうち、毎号何本かを抜粋して翻訳した記事をレイバーネットのWORKERSフォルダに掲載しています。
Created by Staff. Last modified on 2016-09-21 05:24:50 Copyright: Default |