渡部通信～辺野古アクションと高校生デモ

・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ＭＬ」
・「ひのきみ全国ネット」の渡部です。
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【僕、国歌歌わないもん】（石原慎太郎）
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東京五輪に
【国旗も国歌も必要ない】（ビートたけし）
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対米従属で「世界征服」を夢想する
デマゴギー政治家安倍首相を倒そう！
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（このメールはご迷惑を承知で多くの方々に発信します。
ご迷惑な方は止めますのでご連絡ください。）

昨日（2月21日）、『とめよう！辺野古埋立て２・２１国会大包囲』
（主催：①「止めよう！辺野古埋立て」国会包囲実行委員会、
②戦争させない・9条壊すな！総がかり行動実行委員会）
が開かれ、2万8000人で国会を包囲しました。

この行動は「全国同時アクション」として、
＜札幌＞、＜仙台＞、＜富山＞、＜名古屋＞、＜大阪＞、＜岡山＞
など全国14カ所でも取り組まれたということでした。

「国会大包囲」では以下の方々の発言がありました。
＜主催者共同代表・①野平晋作さん＞
　2月19日、五野党共闘・4点合意が確認された。
　これは辺野古の問題でもできる素地を作った。
　民主党の岡田代表も、「工事はやめるべきだ」と述べた。
　この集会は昨年3回開いた。
　今回は主催に「総がかり行動実行委員会」も入った。
　「戦争法廃止」と「辺野古新基地建設阻止」はいずれも、
　平和と立憲主義を守る闘いだ。
　1972年沖縄は、「平和憲法」の日本に復帰することを求め、復帰した。
　しかし、米軍は居座り、変わらない。
　いまでは日本政府は「地方自治」さえも認めない。
　辺野古のゲート前では連日座り込みがなされている。
　大勢いれば車両の進入を止めることができる。
　首都圏の人も、全国の市民も駆けつけるべきだ。
　辺野古に行こう！「野党は共闘！」だ。
　辺野古の問題は沖縄の人々の人権の問題でもある。

＜主催者共同代表・②鎌田慧さん＞

＜オール沖縄会議共同代表・名護市長・稲嶺進さん＞
　名護は今緊急事態だ。政府は唯一辺野古しかないとして、
　埋め立て工事をやっている。
　裁判も3つある。国が県を訴えたのと、県が国を訴えたのとだ。
　こんなことが他にどこで起こるか。ノーだ。しかし起こっている。
　行政不服審査法を行政が使って工事を進めている。
　絶対に許せない。正義と道理は我々にある。正々堂々と訴えていく。
　そのためにも法廷外での闘いが重要だ。
　憲法を解釈で簡単に変えていく、こんな政権があるか。
　そして沖縄でも機動隊が暴力を振るい我々を弾圧している。
　国民を守るはずのものが逆に弾圧している。
　それでも負けない。頑張りの背景に全国からの支援・応援がある。
　これからも力を貸していただきたい。
　安倍政権には直ちに退場をしてもらう。
　この闘いの輪は、日本中、世界中に広がっている。
　7月の参院選では、全国に「オール沖縄」を広げる。
　そのことが、辺野古阻止の力になる。

＜ヘリ基地反対協議会・共同代表・安次富浩さん＞
　辺野古の問題で国会包囲ができる。多くの支援の輪の広がっている。
　20年前には、ここまで全国の闘いになるとは考えられなかった。
　感無量だ。
　絶対に負けられない闘いだ。絶対に勝ち抜いていこう！　
　沖縄の民意は、普天間即時閉鎖！辺野古の美しい海を守ること！だ。
　危険性除去というならアメリカ本国にもっていけばよい。
　本当の同盟ならできるはずだ。
　いつまでも私たちは沖縄差別を受けない。
　島尻大臣は歯舞を読めない。情けない。彼女を落とす。沖縄の恥だ。
　安倍政権は沖縄の民意を聞くことなく、米政府の意向に沿ってやっている。
　アベコベだ。参院選で退陣に追い込む。
　沖縄では統一行動ができている。本土でも、1人区は野党統一候補に。
　この政権は私たちの手で倒すことができる。
　有権者は私たちだ。主権者は私たちだ。

＜宜野湾市議の玉城健一郎さん＞
　宜野湾市長選で勝利した現職市長は「辺野古移設」を言わなかった。
　言えば負けるから。民意は県内移設ノーだ。
　参院選の候補者（島尻氏）は現職の大臣だ。
　彼女が負けることは安倍政権ノーと同じだ。
　全国で勝つように、野党は共闘して安倍政権を倒すことだ。

（国会議員は次の方々が発言しました。）
＜オール沖縄一区・赤嶺政賢議員（共産）＞
＜オール沖縄二区・照屋寛徳議員（社民）＞
＜オール沖縄三区・玉城デ二―議員（生活）＞
＜オール沖縄四区・仲里利信議員（無）＞
＜参議院・糸数慶子議員（無）＞

（本土の人たちの声として次の方々が発言しました。）
＜専修大学・白藤博行教授＞
＜民主党・近藤昭一衆議員議員＞（民主党を代表して来たと言っていました）
＜共産党・笠井あきら衆議院議員＞
＜社民党・吉田忠智党首＞
＜平和フォーラム・勝島一博さん＞
＜全労協の方（名前を聞き取れませんでした）＞
＜安保破棄中央実行委員会の方（〃）＞
＜千葉・船橋市議会・今井議員（共産）＞（辺野古実現の陳情を否決）
＜辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会・阿部悦子さん＞
　　この協議会は2月に8県17団体がつながったもの。
　　2013年、辺野古埋め立ての土砂のうち70％、
　　2100万立方メートルのうち17００万立方メートル
　　が県外から運ばれることが判明した。
九州の奄美群島、天草、五島列島、大隅半島、
瀬戸内海の山口、小豆島など西日本の各地から。
　　また最近、三重のケーソンを作っている三重県の方々も
　　協議会に加わった。
　　政府は過疎の土地を作っておきながら、土砂を運び出す。
　　西日本の故郷を守りたい。何とか止めたい。
　　署名にご協力下さい。
　　（集会終了後多くの参加者が署名しました。）　　

この集会は、野党共闘が生まれたことで盛り上がり、
「辺野古」、「戦争法」、「反原発」、「反TPP」、「反貧困」、
「反盗聴法」などの運動が結びつき、
「オール沖縄」の闘いから、
＜共通の敵・安倍政権の打倒！＞を掲げた
＜「オールジャパン統一戦線」の闘い！＞
への出発点になった集会だったと思います。
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この集会の後、
　「ティーンズ・ソウル０２２１」
　（Teens　Stand　up to Oppose War Law)
　（世代や党派を超えて　と　り　ま　U　N　I　T　E
　安保法制は、憲法違反。
　国民も野党もメディアも　とりま団結！）
というデモに参加しました。

このデモは、「全国一斉高校生デモ」ということで、
名古屋や大阪など10カ所以上で行われたようです。

デモの中では次のようなスローガンが叫ばれました。
「戦争反対！」「安保法制反対！」「憲法守れ！」
「集団的自衛権はいらない！｝
「憲法読めない首相はいらない！」
「日本を壊す首相はいらない！」
「戦争したがる首相はいらない！」
「安倍晋三から日本を救え！」
「アベはやめろ！」「野党は共闘！」「選挙に行こう！」
「民主主義ってなんだ！」ー「これだ！」

また、高校生に対し、＜届け出制＞などと言っている政府に対し、
「おかしい。自分たちは主権者だ」というスピーチもありました。

今回のデモは、現在安倍政権が「政治教育」の名の下に、
高校生の政治活動を制限しようとしていることに対する
高校生自身による何よりも力強いカウンターパンチでした。

また、このデモで感じたことは英語表記が多いということでした。
これは彼らが国際的なアピールを意識しているのだと思いました。
例えば、上に紹介したような英語の他に、
プラカードには「LET US ALL UNITE」というようなものもあり、
コールでも「Teens　against war law!」とか、
　　　　　　　「Tell me what democracy looks like!
This is what democracy looks like!」、のように。

日本の高校生も、
「愛国心」を煽り「少国民」育成を狙う
安倍政権の意図とは反対に、
インターナショナルになってきたということでしょう。

今後彼らは、「安倍政権打倒！オールジャパン統一戦線」の一翼、
否先陣を担って動いていくのではないでしょうか。

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