ストレートな解雇が増えてきた!〜ワーナーミュージックが「ゲスの極み解雇」 | |||||||
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ストレートな解雇が増えてきた!〜ワーナーミュージックが「ゲスの極み解雇」*会見に臨む鈴木委員長(左)と深井弁護士(右) 「この事例もそうだが、最近ストレートな解雇が増えてきた」。東京管理職ユニオンの鈴木剛委員長は開口一番こう述べた。10月3日の厚労省記者会見で行われたのは、外資系音楽大手「ワーナーミュージック・ジャパン」のAさん(54歳)解雇事件。ワーナーは「山下達郎・コブクロ・ゲスの極み乙女。」など幅広いラインナップで洋邦楽を扱っている。昨年夏、ワーナーは従業員の2割にあたる30人のベテラン社員をリストラしている。安倍政権による「労働移動支援助成金」を使ったリストラ手法で「退職勧奨リスト」に上げられた人は辞めざるをえなかった。しかし、ただ一人マネージャーのAさんはこれを拒否した。「高校生の子どもがいて生活がかかっていた」という。その後、Aさんに待っていたのは8回にわたる執拗な退職勧奨というイジメだった。あまりにヒドイやり方にAさんは、東京管理職ユニオンに加入し声をあげ、団体交渉も行われていた。ところがそんな矢先に、会社は突然8月22日にAさんを「整理解雇」した。
Aさんに対する嫌がらせは、賃金にまでおよび年末ボーナスが8割もカットされた。職場でも人望のあるAさんに対する仕打ちに、職場でも応援する人が多いという。会社の「退職勧奨」方法は、人材会社を介して行われたが、Aさんが一番許せなかったのは、「出向先支援サービス」を申し込む文書に「退職予定日」の記入欄があったことだった。Aさんはこれに気づいて「出向と退職はちがう。おかしい」と会社にただすとその書類は修正されたが、Aさんはワーナーが人材会社の書類を「改ざん」したのは間違いない、という。 あらゆる手を使って一度「退職リスト」に上げた人間を解雇に追いこむこうした粗っぽい手法が、まかり通っていいのだろうか。Aさんは、10月3日「東京地裁」に労働審判を申し立てた。「ゲスの極み解雇」を許さないたたかいが始まった。 Created by staff01. Last modified on 2016-10-04 17:36:14 Copyright: Default |