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News Item 0821shasin3
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許せぬ闇討ち代執行!だがテントメンバーは意気軒昂

 8月21日未明3時40分に警官、作業人総勢100人を引き連れた裁判所の執行官がテントに現れました。テントに監視・防衛作業に就いていたのは五人でした。こちらも迂闊ではありました。盆が明けた最初の日曜日(日曜日の官庁街の早朝作業員は極めて少数)、市民はオリンピックの観戦などで気持ちが緩んでいる等の理由で危険だという意見もあったのです。が、慣例から言って休日には行わない。暗いうちには行わない事が慣例になっていました。しかし、今の安倍政権は順法精神や慣例を破ることに些かの躊躇もありません。その事は辺野古、シュワブ、高江で充分経験させられていました。しかしまったく同じ手法にやられてしまいました。「闇討ち」、「権力(司法・暴力装置なども含む)総掛かり」、「だまし討ち」等々の出来うるかぎりの手法を使ってきました。

8月21日(日)未明
 早朝3:40 執行官が代執行を行う旨を通告する。
   3:50 テント周辺の通行を規制し、テント側の五人をテント及び規制内の地域から排除する。
        代執行を開始する。
   5時頃までの一時間にテント広場の建造物を排除して、什器類を片付け、業者によって運び去る
   6時頃までの一時間程度でテントの跡の清掃
   8時頃までにテント跡周辺の経産省による立ち入り規制工事

テント広場は集まってきている支援者を含む50名程度で抗議集会を開く。

テントという抗議のための建造物は消えたが経産省正門前の抗議場所は消えていないし、抗議する意志は尚強くなっている。テントがあった場所はフェンスで囲われたので午前9時からと午後一時からの抗議集会はその前で行われ、テントの関係者群はこの状況を再確認した。明日から経産省正門前で座り込みの予定である。

福島から「希望の牧場(希望の牧場には食肉とか乳牛の役には立たないが殺すには忍びないと言うことで自然死になるまで養うと言って放牧している)。周辺から放射線に汚染された牧草の寄付があったり、周辺の農家から牛の養育を依頼されたり、汚染牛同志の生殖などで頭数が減るどころかかえって増えて、今や300頭以上が放牧されている)」の吉沢氏が大きな鉄線(鉄筋かも知れない)で造形した牛の模型を車に乗せて急遽上京してきた。テント跡の横に車を留めて、経産省の(悪意の)不作為に抗議するために造形牛を下ろした。吉沢氏とテント支援メンバーで牛を担ぎ(非常に重たい)経産省正門へ運び始めた、

予期せぬ事態に動転した警察隊が造形牛の進行を妨害すると、テント支援者の独り(設置の時は中心メンバー)のミスターXが支援者に助成を頼んだ。造形牛の周辺は支援者によって取り囲まれた。警察も打つ手がなくなった。しかし、牛も進行できなくなった。吉沢氏は造形牛の背に跨がり、牛の苦しみをとうとうと述べ始めた。この慈愛ある酪農家の鬼気迫る弁舌を経産省の役人ばらはどのように聞いたであろうが。涙する警官が一人でもいたら賞賛に値するのであるが、皆、能面をぶら下げたマリオネット同然であったことに失望した。

明朝、テント奪還闘争を組む提案をした支援者がいたという。恐るべし。経産省の役人、丸の内署の警備、国の公安は戦々恐々の日々が続くはずである。

今日はこの辺で筆を進めるのは止めにする。抗議行動中に公安に議論をふっかけた(大した議論ではない。経産省が造ったフェンスから庭内を撮影していたら、「危険だからフェンスに近づかないで下さい」と言うので、「君たちが寄ってこなければ私自身が危険な目に会うこともない」というと、小生に話しかけていた指揮官が「●●時●●分忠告、記録」と小生を指し、恫喝してきた)。単純な警察公安諸君に戯れ言を言うといつの日にか、「転び公妨(転び公務執行妨害の略で、自分で転んで抵抗する人を拘束する自作自演の詐欺的逮捕術)で拘引されないとも限らない」くわばら、くわばら!!!

筆者:敢えて名を秘す


Created by staff01. Last modified on 2016-08-22 14:41:01 Copyright: Default

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