![]() |
国の線量測定のずさんさを突く!〜南相馬20ミリシーベルト撤回訴訟・第3回 | ||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(報告) ・レイバーネットTV(3/12) ・あるくラジオ(2/23報告) ・川柳班(2.28句会) ・ブッククラブ(3/20) ・シネクラブ(3/22) ・ねりまの会(4/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第99回(2025/3/10) ●〔週刊 本の発見〕第379回(2025/3/6) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2025/3/6) ●川柳「笑い茸」NO.159(2025/1/27) ●フランス発・グローバルニュースNO.17(2025/3/1) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第98回(2025/2/18) ●「美術館めぐり」第8回(2025/2/24) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信・Tansa
|
国の線量測定のずさんさを突く!〜南相馬20ミリシーベルト撤回訴訟・第3回湯本雅典3月28日、「南相馬20ミリシーベルト撤回訴訟 第3回口頭弁論」が東京地裁で行われ、傍聴席98席は支援者で埋まり傍聴抽選が行われた。(東京地裁民事第38部 谷口豊裁判長) この訴訟は、2015年4月に、年20ミリシーベルトを基準とした特定避難勧奨地点の解除は違法だとして福島県南相馬市の住民206世帯808人が、国を相手取り解除の取り消しを求めた裁判である。 20ミリシーベルト/年が問題であるともさることながら、国が行った「測定」にも大きな問題があった。そこが、今回の口頭弁論でポイントとなった。国は空間線量の測定は、家の玄関と庭先のわずか2か所のみであった。また家の中の線量は外の0.4とされた。 今回の裁判に向けて、ボランティアチーム「ふくいち周辺環境放射線モニタリングプロジェクト」が、原告の家庭の線量測定を行った。そして、測定に参加した原告の平田安子さんが法廷で国の測定のずさんさを主張した。 それは、例えば平田さんの自宅の場合屋外線量が0.19マイクロシーベルト/時、屋内が0・18マイクロシーベルト/時であったこと、また屋外と屋内の両方を測定した120世帯についていえば、家の中は外に比べ平均して0.81であったことである。 窓をあければ屋外のちりが容易に屋内に入ってくる、事故から時間がたてばたつほど屋外と屋内の差が縮まるのは当然である。 前回第2回の口頭弁論では裁判所から意見陳述を許されなかったことと比べ、今回は局面を切り拓いた感があった。次回口頭弁論は、6月6日(月)午後2時に行われる。 *写真=経産省前抗議・報告集会 Created by staff01. Last modified on 2016-03-29 10:20:10 Copyright: Default |