「週刊金曜日」ニュース:経済的徴兵制がやってくる 若者を戦争に駆る方法 | |||||||
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<<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >> 2015.10.16 _________________________________________________________『週刊金曜日』 11月3日☆創刊22周年講演会「戦後70年 言いたいことは山ほどある」 http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=3452 ==================================================================== <http://www.kinyobi.co.jp/> 【1】注目の記事 【2】編集長コラム 【3】次号予告 【4】近刊のご案内 【5】イベントのご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】注目の記事 ■経済的徴兵制がやってくる 若者を戦争に駆る方法 ●「貧困」という徴兵制 雨宮処凛 ●最大のターゲットは高校生 志願者減少でなりふりかまわぬ自衛隊勧誘活動 布施祐仁 「少子化」などを背景に自衛隊員への応募が減少するなかで、自衛隊の戦争参 加が一層現実化。勧誘も激化が予想される。その最大のターゲットが高校生 だ。知られざる自衛隊勧誘の実態を追う。 ●財界と防衛省、日本学生支援機構が結託してたくらむ 奨学金で若者を「戦争奴隷」にする 三宅勝久 若者を貧困に追いやって戦場に駆り立てる──そんな現代の「戦争奴隷狩り」 計画が、財界と防衛省、日本学生支援機構の三者間で練られているのではない か。カギを握るのは、いまや学生のほぼ二人に一人が受給している「奨学金」 だ。 ◆山本太郎参議院議員(生活の党と山本太郎となかまたち)に聞く 6人に1人が貧困だから「戦争要員」は確保できたも同じです ●仕事があれば自衛隊を辞めたいという自衛官の声続々 誰だって戦争に行きたくない! 三宅勝久 ●貧富・階級格差を利用したコスト削減策 英米の軍隊リクルートでは当たり前 林信吾 「経済的徴兵制先進国」と言われるのが英国と米国だが、何が、そうした方法 を可能にしたのか。徴兵制にかかるコストの削減が目的とされるが、果たして その経済性とは。 ◆米国では女性もターゲットに イラク戦争で死んだ先住民の女性兵士 ◆自衛官“好待遇”アピール? 「資格」「貯金」「親孝行」の誘い文句も ●産経・パソナ・電通・電通PR・博報堂…… 街中あふれる「自衛官募集」広告の怪 内原英聡 TV番組や映画のエンドロールに躍る「自衛隊全面協力」の文字。街中の掲示 板に貼られる自衛官募集のポスター。膨大な防衛予算が企業を動かし庶民を巻 き込みガリガリと美辞麗句を増産している。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 編集長後記 今年初め、「夜ノヤッターマン」というアニメが放映された。かつての正義 の味方ヤッターマンが独裁王国を築き、ドロンボー一味がお仕置きをする善悪 の立場が逆転した話だ。いやそもそもルパン三世や「ワンピース」のルフィも ようは職業的犯罪者なのに人気者である。時代は正義のヒーローを描きなが ら、悪を高らかに掲げる「偽悪」者も庶民の憧れとして描き続けてきた。 ナチス政治を念頭にハンナ・アーレントは『思索日記1』で次のようにメモ をしている。〈目的は主観的で手段は客観的である〉〈すべての道徳(目的) は幻想である〉〈「悪い」目的のための善い「手段」による行為は世界に善い ものを加え、「善い」目的のための「悪い」手段による行為は世界に害を与え る〉 口では立派なことを言っていても、行為を見れば人物がわかる。政治家や官 僚はきれい事を饒舌に語り庶民に苦労を強いている。同縁の知的エリートほど その「偽善」を手前勝手に解釈して忖度する。みずから惑わされ、騙されてい くのである。(平井康嗣) (過去の編集長後記はホームページでどうぞ) [編集長後記]はこちら↓ http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】10月23日(1060)号予告 【特集】 アベノミクスの大ウソ 「新三本の矢」の詐欺的手法 金子勝 官邸を牛耳る経産省の意気軒昂 世界株安で年金9兆円喪失か TPPで日本農業壊滅の怖れ 米国の食い物にされる「郵政民営化」 失敗した黒田日銀の金融緩和策 悲願のシェア10%に達しなかった育鵬社教科書 高嶋伸欣×俵義文 司会/星徹 「育鵬社採択に利害関係者が関与」の疑いで 審議やり直しを突きつけられた大阪市 粟野仁雄 マイナンバーを拒否する方法 FBIに潜入した日本人!? ヘイトスピーチ団体の対応に悩む自治体への処方箋 写真ルポ 朝鮮最北端 羅先経済特区を行く 浮躁中国第85回 習近平訪米と米中の“モラトリアム” 本田善彦 【強力連載】 それでもそれでもそれでも 齋藤陽道 風速計 北村肇 俺と写真 本多勝一 新・政経外科 佐高信 はじめて老いった!? 石坂啓 メディア一撃 岩本太郎 無責任架空対談 松崎菊也 新宿2丁目ブルボンヌママの「虹の向こうへ」 新・買ってはいけない 渡辺雄二 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】近刊のご案内 http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php ★私の1960年代 著者: 山本義隆 2100円+税、四六並製・368頁 ISBN: 978-4-86572-004-4 http://www.kinyobi.co.jp/publish/001792.php 元東大全共闘代表が、これまで一切語ることのなかった「安田講堂占拠事件」「ベトナム 反戦運動」そして「原 発問題」等々、平和への思いを綴る歴史的書物! 「回顧談のようなものを公にする気にはこれまでなかなかなれなかったのですが、196 0年の安保闘争からの 歩みと経験を活字にすることは、今の時代に合って、それなりに意味があるのではないか と、自分に言い聞かせ て承諾しました。」 2015年安保闘争の渦中で── 元東大全共闘代表 山本義隆 ★『週刊金曜日』臨時増刊号 特別編集「戦争への不服従」(2015年9月14日号) http://www.kinyobi.co.jp/publish/001782.php サイズ:AB版 84ページ 定価:700円(税込)雑誌コード:22936-9/14 いまこそ平和を護るたたかいを! 多くの市民が反対の声を上げるなか、「戦争法案」は衆議院の強行採決を経て、参議院で も可決されようとして いる。集団的自衛権を核心とする同法案は憲法9条違反であることは明白だ。国際社会の 理想にも逆行する。日 本を武力行使ができる「戦争をする国」に戻す狙いはなにか。沈黙の「戦争協力者」にな ることに抗い、本書は さまざまな原論人や表現者が結集する非戦のための統一戦線となった。緊急出版をし、世 に問う。 〈主な内容〉 ★グラビア「言うことを聞かせる番だ、俺たちが!」 写真・島崎ろでぃー 文・雨宮処凛 ★〈対談〉高橋哲哉×辺見庸 「1★9★3★7」が予言する日本の戦争 ★国際的な連帯へ 戦後史でも類例のない運動の広がり 中野晃一 デタラメ政権を待ち構える100万人デモと違憲訴訟 横田一 戦争法案と若者 西牟田靖+本誌取材班 歴代首相の集団的自衛権違憲論 成澤宗男 すべての元凶は「日米同盟」にあり 孫崎享 特需期待にほくそ笑む軍需産業 宮?信行 〈対談〉 小林節×佐高信 安倍首相の採点結果は0点 〈座談会〉白川勝彦×宮?学×佐高信 政教一致体制で個人の自由は二度死ぬ 二見伸明・元公明党副委員長に聞く 「世俗的利益は捨てて問題に向き合え」 石川健治・東京大学教授に聞く 戦争法制で日本から立憲主義がなくなる 天木直人インタビュー "ワシントンの威を借りる"外務省の歪な体質 坂田雅裕、宮?礼壹・元内閣法制局長官インタビュー やっぱり集団的自衛権は違憲だ 菅原文太・最後の講演禄 「百姓はかつて生きることに積極的だった」その他 ○増刊号は書店のみの発売です。定期購読には含まれませんので最寄りの書店でお求め下 さい。 ※★以外のものは、本誌掲載記事の再録で構成しました。 ※音訳版も発行します。 ┃Kindle版┃どうする? 親の介護 太田佐恵子:著 購入価格:300円 http://www.kinyobi.co.jp/publish/001763.php いつの時代でも、子にとって心配なのは「親の介護」のことですよね。 今は元気でいても、いつか「Xデー」はやってくる。 ……やっぱり子が介護しないといけないんだよね? 介護っていくらかかるの? 仕事と家庭と介護、両立できるのかな? 仕事辞めないと無理かしら? かといって仕事を辞めちゃうと収入が……。 親の介護は子世代の人生設計にもからんでくる問題だけに、悩みはつきませ ん。 そんな悩める子世代に、どう解決すればいいのか、どんな解決方法があるの か、 長年、遠距離介護問題に取り組んできた太田さんが贈るアドバイス。 介護に直面している人、これからの介護の備えたい人、双方におすすめです。 ┃Kindle版┃お金のギモン! 何で私に聞くんですか? 斉藤賢爾:著 Kindle 購入価格:300円 http://www.kinyobi.co.jp/publish/001727.php 著者の斉藤賢爾さんはビットコインに代表されるデジタル通貨の専門家。 ですが、本書はビットコインの解説本ではありません。 お金や経済についての素朴なギモンに、斉藤さんが答えます。 「今こそが物々交換の時代の始まり」「狩猟採集時代が復活する」── と語る斉藤さんの回答は謎だらけ。 お金とテクノロジー、そして人間と社会の関係について考察した1冊です。 ★反知性主義とファシズム 著者: 佐藤優・斎藤環 1400円+税、四六並製・264頁 ISBN: 978-4-86572-002-0 http://www.kinyobi.co.jp/publish/000493.php 知の怪物と気鋭の精神科医がカルチャー(AKB、村上春樹、宮崎駿)から 反知性主義がはびこる日本社会を読み解く。振り幅の大きい対談は ファシズムよりも恐ろしい状態を私に示唆する。 「知的に興奮する対談だった。斎藤環氏と話していると、 既視と未知の感覚が私の心の中で交錯する」(佐藤優) 「本書の最大の読みどころは、佐藤さんと私の意見が もっとも対立した『風立ちぬ』論でしょう」(斎藤環) ★貧困なる精神26集 「戦争」か侵略か 著者: 本多勝一 1400円+税、B6版並装 184頁 ISBN: 978-4-86572-003-7 http://www.kinyobi.co.jp/publish/000495.php 朝日新聞入社以来約六〇年、ジャーナリズムの第一線で書き続ける本多勝一。これまで数 多くのルポを記してき たが、ジャーナリストとしての転機になったのは、ベトナム戦争を取材した『戦場の村』 であった。その体験は 彼の生涯に決定的な「あるもの」を投げかけ、その後の『中国の旅』、『南京への道』へ と続く。「満州事変の 前夜に相当する」と言われる今、ジャーナリズムに求められるものとは何か?著者渾身の シリーズ最新刊。 ★絶望という抵抗 著者: 辺見庸・佐高信 1500円+税、四六判上製・208頁 ISBN: 978-4-906605-99-6 http://www.kinyobi.co.jp/publish/000490.php 「人間はここまでおとしめられ、見棄てられ、軽蔑すべき存在でなければならないのか」 ──辺見庸 侵略という歴史の無化。軍事国家の爆走と迫りくる戦争。人間が侮辱される社会・・・。 二人の思索者が日本フ ァシズムの精神を遡り、未来の破局を透視。誰かが今、しきりに世界を根こそぎ壊してい る。日本では平和憲法 を破棄しようとする者が大手を振っている。 喉元に匕首を突きつけて私たちは互いに問うた。なぜなのだ?あなたならどうする?呻きに も似た、さしあたりの 答えが本書である。 ★新・買ってはいけない10 著者: 渡辺雄二、1200円+税、A5判並製・208頁 ISBN: 978-4-906605-98-9 http://www.kinyobi.co.jp/publish/000487.php 必要じゃないものを買わされていませんか? 超便利な「食品添加物事典」がついています! 主な内容 第1章 「買ってはいけない」 ・めでたい正月も地獄になる!? 安全・安心を求めたい「おせち料理」 ・増粘多糖類に要注意、調味料の進化系「ぽん酢ジュレ」 ・保存料・着色料不使用でも添加物の多さがマイナス「セブン-イレブンのお弁当」 ・「スクラロース」の危険性、そろそろ真剣に考えませんか ・なんでこれがトクホなの?大いに疑問「キリン メッツコーラ」 ・体に悪いものも入っている「乳酸菌飲料」 ・「エナジードリンク」って何がエナジー? ・過信するべからず「二日酔い防止ドリンク」 ・「見た目はミネラルウォーター」。しかしその実態は……!? ・熱中症の不安につけこむ「熱中症対策ドリンク」 ・カラメル色素に注意しよう「ノンアルコールビール」 ・「美白化粧品」危ないのはロドデノールだけなのか? ・風邪をひいたら飲んではいけない「風邪薬」 ・ペットの健康を害する「ペットフード」 ・ペットの体に農薬をつける「ペット用ノミ取り」グッズ このほか「フロッシュ」、「ウィルス除菌製品」、「ボディシート」、「制汗ウォーター 」、「ゼオライト入り 歯磨き剤」等、話題の商品を取り上げます。 第2章 すごく役立つ!食品添加物事典 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【5】イベントのご案内 ★『シロウオ〜原発立地を断念させた町』 国分寺上映会(かさこ監督アフタートークあり) 日時:10月20日(火)(1)14時 (2)19時 (各回30分前開場・上映時間104分) 場所:東京都・国分寺市立いずみホール (JR「西国分寺駅」南口駅前) 参加費:前売1000円/当日1500円 問合せ:042・381・7770(矢間) 主催:「シロウオ」国分寺上映実行委員会 協賛:『週刊金曜日』 ★創刊22周年記念集会 戦後70年 言いたいことは山ほどある 自分は饒舌なのに市民の口は塞ぐ──“独裁者”の特徴です。冗談ではない! 言いたいことは山ほどあるぞ! 本誌編集委員とゲストが、とことん安倍政権をたたき、平和と民主主義を守る ための方策を語ります。熱い想いをわかちあいませんか。お待ちしています。 ◆日時:2015年11月3日(火・休日)13時20分〜16時(開場13時) ◆場所:日本教育会館 一ツ橋ホール(地下鉄神保町駅) ◆参加費:前売1500円(全席指定)※当日券は発行いたしません。 ◆詳細:http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=3452 ==============================================『週刊金曜日』 ※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。 https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk ※ このメールは、お申し込みいただいた方にお送りしています。 ※ このメールへの返信はできません。 ※ お届けするE-Mailアドレスの変更や配信停止は以下のページから。 http://www.mag2.com/m/0000140118.html ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃発 行 株式会社金曜日 ┃ ┃ 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23 ┃ ┃ アセンド神保町3階 ┃ ┃ http://www.kinyobi.co.jp/ ┃ ┃編集部 mailto:henshubu@kinyobi.co.jp ┃ ┃業務部 mailto:gyomubu@kinyobi.co.jp ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ Created by staff01. 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