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フリーランス表現者は秘密法を認めない!〜秘密保護法違憲訴訟・第1回弁論


        *写真=裁判所前でのチラシまき

6月25日午前11時、東京地裁(民事38部・谷口豊裁判長)でフリーランス表現者43名が提起した秘密保護法違憲訴訟第1回弁論が行われた。52席の傍聴席に70人以上が抽選に並んだ。この日は原告4人(於保清見・丸田潔・安田浩一・寺澤有)の意見陳述があった。寺澤さんは、役所のフリーランス差別の実態を語った。「裁判所も例外ではない。法廷に記者席があるがフリーランスは座れない。記者席の白いカバーがアパルトヘイトの“白人専用”の目印にみえる」。そして「秘密法が施行されればフリーランスは根絶やしにされる」と訴えた。安田さんは、秘密法の一番の問題点は秘密取扱者の身辺調査(「適正評価」)であると意見を陳述した。「身辺調査は10数万人に及ぶプライバシー侵害だ。調査内容は国籍・犯歴・交友関係・酒癖・病歴にわたるものであり、警察の権限肥大化が危惧される」。報告集会には100人近くが集まり、「施行許すまじ」と原告・参加者の熱いスピーチが続いた。なお次回裁判は、9月17日(水)午前11時、東京地裁803号法廷と決まった。(M)

動画(安田浩一氏の発言 3分)

↓裁判所前で配布したチラシ

↓報告集会(弁護士会館)

↓於保清見さん「佐賀県知事会見ではいまだにフリーランスが質問できない」

↓丸田潔さん「治安維持法の歴史を繰り返してはならない。公安の監視活動が現在、活発化していることを危惧している」

↓安田浩一さん「秘密保護法は右の人も左の人も真ん中の人も関係ない。絶対まずい法律だ」

↓寺澤有さんの陳述は、「谷口豊裁判長におかれては目先の利益にとらわれることなく、未来永劫の評価にたえる判断をされるよう期待します」と結んだ。

↓43名の原告のうちこの日は30名以上が参加。一人ひとりが思いを語った。


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