危険な安倍政権、一刻も早く除染しなければ地獄が待っている

　　　　　　　　　　　　　　写真と文＝shinya

４月１１日、安倍政権は「エネルギー基本計画」を閣議決定した。３．１１後の民意、「原発ゼロ」を踏みにじる積極的原発推進計画への転換だ。

１１日夜の官邸前金曜行動には、「未だ事故の原因究明さえ出来ず、未だ収拾のめどの立たないのに、なんでこんなことが決められるのか」「福島を忘れてしまったのか」「閣議決定を白紙に戻せ」との怒りの声が上がった。ライトアップされた国会議事堂。この電気は原発からではない。この三年間、日本は原発なしでやってきた。５４基もの原発に頼らずやってこられたのだ。そして原子力ムラに騙されていたことも学んだ。

この「エネ計画」は、人類の歴史に残る大事故の後始末を国民に担わせ、何ら責任を取らない原子力ムラの恥知らずを再び肥え太らせるものだ。これほど国民を欺き、脅し、搾り取り、虫けらのように扱う、幼稚で乱暴で品位のない政権があっただろうか。

安倍政権の「エネ計画」は、福島原発事故を隠蔽し、増えつづける汚染水、行き場のない核廃棄物、故郷を追われた十数万の人たち苦しみ、汚染された海、大地、山、そこで生業を得ていた人たちの奪われた生活、子どもたちの健康・・・・その全てに蓋をし、民意を欺き世界を騙すものだ。危険な安倍政権、一刻も早く除染しなければ地獄が待っている。

→動画（木下昌明撮影 5分）

↓首相官邸前

↓国会正門前　中世の城のように見えてくる

↓「原発から１００キロ離れている栃木県のシイタケ農家は、四国から原木を取り寄せ作り直しているが、契約を打ち切られている。原発のせいで人生を狂わされたと怒っている」。日本共産党の吉良佳子議員

↓「３月１６日に鹿児島県の川内に行ってきた。６０００人のデモがあった。道路の右側から左側からも、車の中からも好意的な反応があった。これまでにない歓迎のされようだった」。たんぽぽ舎の柳田真さん

↓テントひろばに珍客。群馬県の「国際サーカス学校」のパフォーマーがリヤカーに乗って、激励に駆けつけていた。