「朝日新聞」の報道姿勢に疑問〜埼玉県教職員の早期退職問題 | |||||||
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今回の件、報道姿勢に疑問を感じ、昨日(1/26)、以下の文で朝日新聞宛にメールしました。(上野恭一)
−−朝日新聞に宛てたメール−−−−−−−−−−−− ●埼玉県教職員の早期退職問題の取り上げ方について 見出し、内容に一方的な教員叩きの意図や流れを感じて非常に不快です。今回の件、悪いのは行政側「だけ」ですよ。早期退職者たちに、私はあえて拍手を送りたい。なぜなら彼らが勇気を持って早期退職の道を選んだことでこれがニュースとなり、県の法令改悪の事実が白日の下にさらされたからです。 昨年12月のこの突然の改悪さえなければ、途中退職なんて誰一人しませんよ。そう思いませんか? みんな苦渋の選択なのです。だってこのタイミングでやめれば、記事としての取り上げられ方次第ではものすごいバッシングに遭うことは目に見えている。子どもたちや保護者、同僚への思いもある。それでもあえて退職の道を選んだことにおいて、金銭以外の思いを感じ取ることはできませんか? もし、早期退職教員が一人もいなければ、今回の法令改悪は広く世間に知られることはなかったでしょう。 しかるに貴紙では、上田知事や文部科学大臣の「不快感」を見出しとしたり、ろくに事情も把握していない保護者の意見を主流として掲載している。法令改正の事実も載せてはいるけれど、記事全体の流れは「早期退職教員は姑息」みたいな流れです。本日付の「かたえくぼ」しかり、昨日の夕刊の「素粒子」しかり。自分の失政を棚に上げて退職教師を「無責任」とする上田知事をこそ、批判すべきではないですか。 「3月までしっかり勤めてもらいたい」なら、知事の責任で2月3月分の給料払って臨時的に来てもらえばいい。法令的に難しければ、特例とかなんとでもなるでしょう。本当に子どもたちのことを考えるのなら、そういう方向に話を進めるべきだし、貴紙にもそういう提言をしていってほしいのです。それが「社会の公器」たるものの使命ではないでしょうか。 今ならまだ間に合います。子どもを人質にした真犯人は誰か? しっかり見極めて記事にしてください。よろしくお願いします。私は親の代から半世紀以上、朝日新聞購読者ですが、今回初めて、購読をやめようかという迷いの気持ちが若干わき、あえてメールさせていただきました。 Created by staff01. Last modified on 2013-01-27 23:15:57 Copyright: Default |