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市民のチカラで司法を変えよう!〜「なくせ冤罪!市民評議会」が発足


 *写真=パネル討論した水谷規男・江川紹子・客野美喜子・今井恭平(司会)の各氏

6月8日、東京・渋谷で「なくせ冤罪!市民評議会」設立総会が開かれた。120人を超える人々が詰めかけ、会場は熱気に包まれた。足利事件・布川事件・東電 OL事件などこの2年間で「再審無罪」が相次いだが、なぜ冤罪はなくならないのか。総会のパネル討論で指摘されたのは、「ゴビンダ冤罪判決を出した裁判官が栄転している」「検察・警察は反省せず取り調べの可視化にも消極的」など、司法の腐敗と根本的欠陥が指摘された。またそれを批判しないメディアのあり方にも及んだ。市民評議会の設立は個別事件の枠をこえたネットワークをつくり、司法制度を市民感覚を活かして変えていこうという試み。布川事件冤罪被害者の桜井昌司さんは挨拶に立ち、「検察官は今でも犯罪を立証できなかっただけと公言している。反省していない。だからこそ絶対に許さず、この運動を広げたい」と決意を述べた。(M)

↓YouTube動画
記念講演40分パネルディスカッション58分ゲスト挨拶14分


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