感想:花は咲く 松本昌次 私も異論 | |||||||
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*花は咲く 松本昌次 私も異論* takeshi(43歳) まさに東日本大震災で故郷を追われ、ゆくあても帰るあてもなく不慣れな土地で 明日をもわからぬまま不安な生活を送る人々を冒涜しています。 いや、冒涜どこころか“復興”だけを取り上げて美化・正当化しており、聴いていて 歌っている俳優やタレントはもとより、作詞作曲した者の神経が理解できません。 「この歌を、津波で家を失った人や、放射能から逃れ異郷の地で暮らす人の前で 歌えるだろうか。放送局のマイクの前ではない」という一言が印象に残りました。 要するに、わざとらしく偽善剥き出しなのです。 これは、阪神大震災の時より程度が酷くなっています。 特定の企業や団体といったスポンサーからの支援を受けることなく、自立すべく 公共放送としてのNHKまでもこの様な有様とは、日本の将来が心配です。 とりわけ視聴者は年配者が多く、戦中戦後の混乱期を知っている世代だけに、 被災地以外の地に住む方々からも疑問なり批判が上がるのではないでしょうか。 さらに聴いてゆくと、復興や愛する人を想い慕う歌詞の向こう側に、戦争を賛美・ 正当化するおぞましい光景すら見えてくるのです。 今や、日本人の80%が戦争を知らない世代。 良くも悪くも、長く続いた平和と豊かさに飼いならされて欲求不満からこういった 戦争賛美ともとれる思想が蔓延してくるのです。 どうやら新自由主義とリンクした戦争賛美は、私の予想以上に進んでいるようで、 これから先、この国で生きてゆくのに苦悩しそうです・・・。 Created by staff01. Last modified on 2013-05-01 08:05:49 Copyright: Default |