4月5日 官邸前抗議行動
新規制基準を満たさなくても、改修に5年猶予をつけて再稼働? 許さない!
写真レポート=Shinya
官邸前に着いたとき緊迫した女性の声が官邸に向けられていた。「いま原子力規制委員会は新しい規制基準を満たさなくても、電力会社に5年の猶予期間つけて再稼働をさせようとしている。デタラメはやめて欲しい。地震列島の日本、地震・津波が5年待ってくれる保証などない」。さらに稼働中の大飯原発は例外で9月の定期点検まで適用しないという。ザルも大ザル規制。「改修5年計画」を作れば、電力会社はどんな高い運転基準のハードルもくぐり抜けていける。汚染された農地、溜まりつづける市町村の汚泥・・・各地の安全を軽視した危険な動きも報告された。
(官邸前)
↓「5年猶予で再稼働なんて許せない。10日水曜日の原子力規制委員会を傍聴し監視しましょう」国際環境NGO FoE Japanの満田夏花さん
↓「政府、農林水産省は2013年米の作付制限を決めたが、主食である米の汚染と安全の問題をないがしろにし、生産者も放射能汚染環境のもとで農作業が可能であるかのようにされている。止めさせなければならない」原子力資料情報室の田中一郎さん。
↓「電力会社に資料を漏らし更迭された原子力規制庁の審議官名雪哲夫が、山形大に教授として天下りした。学長は旧科学技術庁出身だ。その山形大に研究開発費10億円。許せない!」
↓ステンレスのお盆がドラに。
(財務省上交差点)
↓新しい風刺漫画が登場。
(国会正門前)
↓「愛媛の松山から来ました。地方で孤立した闘いも東京から元気をもらっている。だからそれぞれの地で頑張れる」
↓「二本松の岳温泉で旅館をやっています。福島へ観光で来ないで下さい。来て福島の物を食べないで下さい。子どもたちが福島は安全だと思ってしまう。」
(ファミリーコーナー)
↓「子連れではなかなか来れないけど、今日はじめて参加しました。子どもたちに大人が使い残した物をこれ以上残したくないからです。・・・それから、叫びたいのは分かりますが、あまりがなると子どもたちが怖がります。」
↓「藤沢市では1キロ当たり300ベクレルの汚泥が1600トン溜まっています。それを50ベクレルまで薄めてセメント会社に引き取らせようとしています。汚泥処理に困った自治体が何をやろうとしているか、みなさん監視してください。」藤沢市の男性。
(キャンドルロード)
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Last modified on 2013-04-06 16:38:57
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