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国旗に一礼しない曽我逸郎村長は相手に礼節をもって接する人だった

 1.26「国旗に一礼しない村長」講演会(東京・国分寺)

曽我さんは、よく吟味された内容を判りやすく丁寧に話しました。これで理解できなかったら話し手である自分の方が悪いのだといわんばかりです。ときどき間をとりながらもテンポよく、実践した自身の体験を失敗談も交えて謙虚に語りながらも、これからの自身の展望について強くはっきりと語りました。その姿勢は、たちまち会場内の聴衆を引きつけました。そのひとりである私が気に入った曽我逸郎語録を勝手に紹介します。

曽我逸郎語録

「私は純粋な愛国者です」

過去の日本が起こした過ちを正当化しようとして必死になるよりも、未来を見つめて世界から認められる日本になるように議論していくべきだと思います。米国にべったり従属している人が言う愛国なんて信用できない。私はもちろん愛国者です。

「信用できなくなった専門家という存在に頼らない方がいいと、特に政治のプロといわれる人の言葉には怪しいと思って接した方がいいと思います」

専門家が安全だと言い続けた原子力発電所の事故以降、専門家という存在は信用失墜しました。原子力発電を推進してきた政治や経済の専門家といわれる人、つまり政治家のプロの信用性はなくなりました。 例えば、政治の専門家は北朝鮮のミサイルは日本に届かないと考えているから日本の原子力発電所のほとんどが日本海側にあるのだと思います。それなのに、同じ政治の専門家が超高価な対ミサイル武器を米国から購入し装備するのは変だと思いませんか。しかも本当に対ミサイルになるかその 効果は怪しいとも言われています。やはり、政治の専門家は北朝鮮の事実上のミサイルは日本には届かないと考えているのだと思います。政治の専門家といわれる人は利権優先で信用できなくなっています。

「自信がなくても自分の意見を言ってみて、お叱りを受ければ感謝します」

おかしいなあと思ったら、自分のその考えをとにかく言ってみるべきです。誰かがその考えに賛成してくれれば自信になるし追加のアイデアを聞けるかもしれない。別の誰かがその考えに反対すれば、その内容を吟味してみます。気になる部分を修正してその人を説得できれば、もっと賛成者を増やせることができます。反対意見は宝のようなものです。だから、反対意見には真摯な姿勢で聞こうと努力しています。中川村を上げてのTPP反対デモについても、反対意見の人や意見を持たない人に対してひとりひとり説得しました。

「自分の考えている通り堂々と行動します」

小中学校の式典で大人が国旗に一礼すれば児童生徒はそういうものだと思うし、国旗に一礼をしなければ児童生徒はそういうものだと思うでしょう。私は国旗に一礼しろと強制したりされたりすることはよくないと考えるので、自らその姿勢を持って行動します。                              (ジョニーH)


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