3.11東京の脱原発デモ・人間の鎖に参加して(木村まき) | |||||||
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3.11東京の脱原発デモ・人間の鎖に参加して 木村まき
私は昨日(3/11)は日比谷公園の公会堂の横に2時頃集合しました。何人かがアピール。「さようなら原発」事務局の阿部浩一さんは、署名が500万筆集まったこと、今後も署名活動を続けることなどを力強く話しました。ステファノ・ロダーさんが追悼の思いをこめて歌を2曲歌い、心に沁みました。そして去年のその時間に1分間の黙祷。 集会のあと、銀座→有楽町→日比谷横→文部科学省前を通過し、日比谷に戻るデモをしました(約3.4キロ)。文科省ビルを見たのは久しぶり。玄関の両側に大きな日の丸の旗があり、さらに屋上にもたなびいていました。経産省前を通過した時は、テントの皆様が総出で手を振ってくれ、私達も手を振り、応えました。 日比谷公園のカモメの噴水まで到着してから、皆で国会まで歩いて、「人間の鎖」の行動に合流。道路で並んでいたら、松原明さんや「レイバーネット」の皆さんが通過したので、お声を掛けました。しばらくしたら、警察が、国会を取り囲ませないと禁止したと、主催者サイドが拡声器で伝達しました。 警察の言うことをそのままきかないとならないのか。国会の建物(頭部)が左側に見えるけど、かなり離れた位置に並ぶしかなかったのは残念。ロウソクと、それを立てる紙コップが配布され、点灯。大きな雨粒が降ってきたのでびっくり。天気予報がそうだったので傘は用意していましたが。でもすぐに止み。またしばらくして降って、止みました。天気も味方してくれました。 人間の鎖なので、左右の人と手を繋ぐのに、主催者サイドからなかなかその指示がなくて。「リハーサルします。手を繋いで、繋いだまま、両手を挙げてください。〇〇分に本番をします」と言われました。その時間は6分後でした。けれど、何十分経っても指示がなく。「再稼働反対」「海を返せ、山を返せ、福島返せ」というような言葉をマイクで言っている人に合わせて、ずっと叫び続けました。上空には、報道らしきヘリコプターが1機旋回。去年9月の明治公園6万人集会では何機も飛びました。 そうしていたら、先頭のほうから戻ってくる人達がいて、「もう、第1回の本番は終わった」ことを聞きました。全然知らなかったのです。2回行うとネットに書かれていたのに、2回目はナイようで。そして、これで今日の人間の鎖行動は終了しますという連絡もなく、なんとなくぞろぞろと、皆が帰り始めたのには少しがっかり。全体像もわからず。でも、これだけ多くの人に的確な指示を出すのは大変なことなんだと思いました。状況が変化するでしょうし。 日比谷集会・デモ、そして人間の鎖も、老若男女の参加でしたが若い人が多かったです。組織の動員ではなく個人参加がほとんどのようでした。ベビーカーを押したり赤ちゃんを背負った人も。追悼の白い花を持参の人も。お花のことは私は思いつきませんでした。 私は丸木美術館の評議員ですので、丸木俊さんが描いた原発反対の旗を持った評議員と、人間の鎖が終わるまで一緒にいました。旗を見て「丸木美術館ですか」と、声を掛けてくれた人もいました。丸木位里先生、丸木俊先生も一緒に参加しているという気持ちでした。 人間の鎖のあと、家路に向かった人も多かったようですが、私はそのまま「総理官邸前アクション」へ。総理への要望書提出行動について行きました。かなりの人数で道が埋まり、近くまで行くことはできず。提出する人達が、要望書を拡声器で読み上げたのですが、遠くてよく聞こえず。何通かあったようで長かったです。日本の国民の怒りは最高潮に達しています、というような言葉は聞こえました。 この日の気持ちを持ち続けたいと思います。3月24日は「さようなら原発」1000万署名集約集会(日比谷野外音楽堂)、7月16日は10万人集会です(代々木公園イベント広場)。 Created by staff01. Last modified on 2012-03-13 14:08:14 Copyright: Default |