テント日誌(7/6)雨の中、15万人が官邸前行動へ | |||||||
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<テント日誌 7/6(金)――経産省前テントひろば 299日目>
雨の中、15万人が官邸前行動へ 再び国会通りをオキュパイ、再稼働反対!野田ヤメロ! 7月6日(金) 曇り後雨 午後、テントに出かける。空はどんよりと雲がたれ込めている。天気予報では午後3時くらいから 雨とあるが、なんとかもってくれないかと祈るような気持ちになる。 大飯原発3号機の再稼働後、最初の行動であり、大飯原発敷地内の破砕帯F−6が活断層の可 能性が濃厚ではという、重大な問題が持ち上げっているさなかでの行動である。先週の15万人超 の行動、あの国会通りを埋め尽くし、そこを解放区=広場とした人々の意志表現の形態は、今日 参加している人々の記憶の中に刻み込まれているに違いない。 4時前にはテントから見ていても警察の動きが慌ただしい。霞ヶ関にも多数の警官隊が動き回り、 ものものしい雰囲気が感じられる。4時半頃官邸前へ行ってみた。国会沿いの車道には大型装甲 車(通称カマボコ)が9台、小型が2台、その他警察車両がずらりと並べられている。反対側の記者 会館前の歩道は既に人々でいっぱいである。官邸前の角を曲がって溜池方面へ向かう歩道は通 行止めにされている。 一度テントに戻って5時半頃再度出かける。記者会館の手前でもう前には行けず引き返す。広い 六本木通りを渡ったところで、警察が規制を始め人の流れをせき止める。みるみる財務省上の歩 道、外務省横の歩道に人の列が膨らんでいく。雨が降り出した。 要するに警察の方針は、先週の再現を絶対に阻止するということで、国会通りの国会側を装甲 車で固め、この通りに入ってくる人数を制限し、人の波を遠くの霞ヶ関の歩道や六本木通り脇の公 園へと分散させる、そのように地下鉄の出口から誘導するということのようだ。ぐるぐる回されてい るだけ、という感想も聞こえてくる。 6時半頃には六本木通りと国会通りの五差路の4隅には人の塊が山のようになり、身動き取れ ない状態となっていた。やむなくテントに戻って待機した。 テントのTさんの話によれば、7時頃人々は警察の阻止線を突破して広い横断歩道を渡り、官邸 前へ通じる通りに合流し、1車線の歩行路を押し広げながら前進し、2車線・3車線へと拡大しなが ら進んでいった。歩道からも人々は溢れだし、遂にカマボコ車の脇まで5車線いっぱいに広がり、前 週の再現となったそうだ。 解放された道路でドラム隊のリズムで再稼働反対を叫び、踊りながらさらに前へと進み、その勢 いに驚いた主催者側が官邸前道路の30m程手前で、必死のピケによる阻止線をはり、ようやくそ こで止まり、主催者側の説明をかき消すような再稼働反対の大コールを繰り返したという。 テントでは7時過ぎから、麦茶・水の用意をして給水の活動を始めていた。7時半頃からテントの 前にはどんどんと人が集まり、黒山のような人だかりができる。 経産省正門前では6時からマイクアピールの行動がおこなわれていたが、8時前からはこちらへ の参加者もどんどん増え、一時は200〜300名くらいに膨らんだ。次々とおこなわれているマイク アピールとコールの繰り返しは、官邸前行動が始まった頃の雰囲気を思い出させてくれた。 尚、官邸前のマイクの間近に陣取っていたKさんの話では、亀井静香、田中康夫、福島瑞穂、志 位和夫の各議員が来て、マイクで発言したりしたそうだ。その際、亀井静香議員はKさんから手渡 されたテントひろばのキャップを被ったとか。 また坂本龍一氏も駆けつけてきたそうだ。 今日の行動は、野田首相には先週の「大きな音」から「多くの声、様々な声」へと変化させる力は あったようだ。どれほどの闘いが「決断」で走る野田政権をストップさせ、覆していくことができるの だろうか。 ( Y・T ) ★7/7(土) 七夕の経産省前テントひろば 夕涼みアクション 「原発再稼働への怒り 天の川 キャンドルナイト」 17時〜18時 経産省前テントひろば 夕涼みアクション ・アピールと歌、カンショ踊り ・団扇プラカードコンテスト 18時〜19時 カンショ踊り流しで首相官邸前へ ・短冊アピール…笹竹を受け取ってもらおう! ・ノダグダ…野田首相にこれだけは言っておきたい。 19時半〜21時 第2テントでドキュメント映画上映会 Created by staff01. Last modified on 2012-07-07 12:15:19 Copyright: Default |