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浜岡原発STOP!−学生・若者・市民有志が中部電力本社に申し入れ
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3月22日午前10時、名古屋市栄の中部電力本社ビル前に約50名の市民が集まった。

福島第一原発の空前の事故を受けて、日本で最も危険な原発との指摘がある中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の即時停止を求めて、緊急の呼びかけに応えた学生・市民たちが駆けつけた(写真)。


中部電力本社前は原発停止を訴える様々なプラカードが掲げられ、通りがかる人の目を引いた。

本社ビル内での要請活動をした市民たちは、中電内ロビーにて「浜岡原発を停止しても電力は足りている」「今回の大事故を受けて、エネルギー政策の転換をなすべき」「原発事故は天災ではなく、人災」「全国の多数の人々が不安に思っている浜岡原発を停止して、いのち優先の社会を」と口々に訴えた。
市民有志代表の西英子さん、学生有志代表の関口詩織さんによって、心のこもった要望書が読み上げられ、署名の提出が行われた。

(要望書の内容は、学生有志のブログを参照) 署名は、市民グループがインターネットを通じて集めた署名が約501筆、学生・若者有志が集めた署名が約700筆(署名はまだ続々と届いている)、中部電力広報部課長の酒井氏に提出された。

また、午後には愛知県知事大村秀章氏、名古屋市長河村たかし氏に対する要請アクションも行われ、県庁・市庁舎へ向かった市民・学生有志による要望書がてわたされた。


学生有志代表の関口さんは、「今回のような原発震災の危険、および、毎日原発で働く誰かに被曝をさせてまで、原発を必要とする生活を求めたくない」「私たちは電気を使っている消費者。電力会社との壁をやぶって、お互いに話し合いの場をもたなければならないのでは」「今回の行動は、あくまで意思表示のきっかけづくりとして、今後も継続してゆければと願っている」と話した。

今回のアクションを受けて、週末の27日(日)には、『脱原発を歩こう!〜ストップHAMAOKAぱれーど〜』が久屋大通公園バスターミナル前集合(朝10時30分〜)で行われる。

(報告・写真/レイバーネット関西報道部・木村ジョウ)

学生有志によるブログ「脱原発×STOP浜岡!」




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