脱原発を目指すたたかい報告 : 「ベトナムへの原発輸出」「玄界原発4号機運転再開」抗議行動 | |||||||
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脱原発を目指す全国の女たちの座り込みは続く「ベトナムへの原発輸出」「玄界原発4号機運転再開」抗議行動の報告 西中誠一郎(報告と写真)福島の女性たちが呼びかけ、10月27日から29日まで、経済産業省前で続いた座り込み行動の意思を受け継ぎ、脱原発を目指して、全国から駆けつけた女性たちの座り込み行動が30日から続いている。 その初日、ベトナムのグエン・タン・ズン首相が来日し野田首相と会談し、日本からベトナムへの原発輸出・建設について合意文書に署名する、というニュースが飛び込んできた。急遽反対署名が呼びかけられ、約24時間で6600筆を超える署名が集まり、玄葉外務大臣や枝野経産大臣の議員事務所に提出された。 31日夕方、座り込みを続けている女性たちの呼びかけで、首相官邸前に100名近くが集まった。「原発輸出反対!」「ベトナムの子どもたちを放射能から守ろう!」と日本語・ベトナム語で、首相官邸に向かうベトナム首相の車列に向かって、抗議の声を上げた。タイなどの海外の女性たちからも反対の声明が寄せられた。
また同日31日、九州電力は事故で停止中だった玄界原発4号機の運転再開を表明した。これに対し11月2日に参議院議員会館で、記者会見&院内集会「運転再開をすべきでない4つの理由」が開催された。破綻した原子力安全行政や、地元住民を無視した九州電力や地方自治体、国の運転再開の強行姿勢に対して意見が取り交わされた。 集会の後、女性たちの代表が、枝野経産大臣の議員事務所や、佐賀県東京事務所を訪れ、抗議要請書と反対署名を手渡した。取材陣も同行したが、枝野議員事務所では冒頭部分しか取材許可されず、要請団からは不満の声も上がった。 その後一行は、有楽町駅前の九州電力東京支社に移動し、入室許可された代表者3人が抗議要請書と反対署名を手渡した。ビルの前には多くの市民が集まり、10月4日の原子炉自動停止事故や、「やらせ問題」の反省もないままに運転再開を強行する九州電力や、それを追認する原子力行政の姿勢に対し、抗議のアピールが続いた。
全国の女性たちの経産省前での座り込み行動は、11月5日まで続く予定。 Created by staff01. Last modified on 2011-11-04 13:02:01 Copyright: Default |