写真速報 : 刺激的だったレイバーネット例会「文化運動の可能性」 | |||||||
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「労働と生活」の視点にたった映画批評〜刺激的だったレイバーネット例会9月28日、東京・飯田橋のスペースたんぽぽにて、レイバーネット例会「文化運動の可能性」が開催された。報告者は、映画批評家の木下昌明さんと「月刊東京」編集者の東洋志さん(写真上)。参加者は約30名。昨年出版された木下さんの著書「映画は自転車にのって」(績文堂)を軸に進められた。会はレイバーネット10 年目の総括とも言える刺激的な内容となった。東さんは、「木下さんの映画批評の特徴は『労働と生活』の視点だ」とし、映画批評家であると同時にジャーナリストの面を持つことを細かく分析。文化運動論の実践者である木下さんを高く評価した。木下さんは、自身の傑作3分ビデオ「娘の時間」や「映画批評」を上映し、「モダン・タイムス」「レールは警告する」などと比較をしながら、産業革命によって作られた時間と、自然時間の明確な違いを語った。時間に追われ、奪われ、人間的なつながりまでもが希薄化している現代で、文化がどのように関わっていけるのか、深く考えさせられた。(土屋トカチ) Created by staff01. Last modified on 2011-09-29 21:02:19 Copyright: Default |