デモクラシー・ナウ!では、毎週、新しい動画のアップロードをご報告するとと
もに、今週の注目トピックスをお知らせしています。 ツイッターでもお知らせ
しています →ID democracynowjp
☆ 拡散希望: 沖縄イベントやります!
「沖縄-グアムから米軍基地を問う」
詳細はこちら → http://democracynow.jp/content/OkinawaEvent101024
菅首相続投は、マスコミとアメリカと官僚の勝利。でも名護では市民が勝利しま
した。11月沖縄県知事選を前に、沖縄基地問題を、沖縄とヤマトの私たちみんな
の問題として、アジア太平洋の平和にかかわる問題として、ご一緒に考えましょう♪
とき:2010日10月24日(日)13:00〜16:30
ところ:日本キリスト教会館4F会議室
内容:
1)ビデオ上映(26分)デモクラシー・ナウ!「沖縄か らグアム、ハワイへ 太
平洋米軍基地の拡大に反対する国際的連帯」
2)講演 秋林こずえさん(立命館大学)
「米軍基地に対抗する市民ネットワーク:アジア太平洋から」
3)講演 前泊博盛さん(琉球新報論説委員長)
「普天間移設とグアム移転の狙いは何か〜日米同盟の舞台裏」
資料代:1000円
主催:「沖縄-グアムから米軍基地を問う」実行委員会
新着ストリーミング ******************************************
2010.06.17-1 米軍内部告発者の逮捕、ウィキリークスは地下に潜る
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政府機密漏洩と内部告発に対するオバマ政権の締め付けが強まっています。内部
告発サイトのウィキリークスの創設者の一人ジュリアン・アサンジは、国防総省
の捜索を逃れて行方をくらましています。ウィキリークスは4月に、米軍ヘリが
イラク民間人を襲い12人を殺す場面が映った米軍機密ビデオを公開しました。そ
の他にもアフガニスタンの米軍による民間人虐殺のビデオや、国務省の機密通信
記録を何万件も持っている模様です。米軍は、ウィキリークスに情報を渡した可
能性のある陸軍技術兵ブラッド・マニングを逮捕しました。国務省の中東地域の
電信網にアクセスして2万6千件の通信記録をダウンロードし、外部に渡したと他
人に告白したためです。両名に対する追及は、歴代のどの大統領よりも内部告発
に対し強硬姿勢を取り、厳罰で望むオバマ政権の態度をくっきり浮き上がらせま
した。いまや漏洩情報を受け取った側も訴追の対象です。
つづきはこちら → http://democracynow.jp/submov/20100617-1 (動画41分)
ゲスト:
ダニエル・エルズバーグ(Daniel Ellsberg) 国防総省スタッフとして作成に
たずさわったベトナム戦争遂行に関する最高機密報告書(ペンタゴン・ペーパー
ズ)を暴露した。
グレン・グリーンウォルド(Glenn Greenwald) Salon.com.の政治法律関係の
ブロガー
*ビルギッタ・ヨンスドティル(Birgitta Jonsdottir) アイスランドの国会議
員でウィキリークスのビデオ Collateral Murder.の共同プロデューサー
字幕翻訳:大竹秀子/校正全体監修:中野真紀子・付天斉
新着ストリーミング ******************************************
2010.07.27-3 ウィキリークスの背景には、ハッカー文化が
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ウィキリークス創立者ジュリアン・アサンジはコンピュータ・ハッカーの出身で
す。7月に開かれた世界ハッカー会議(HOPE)でも講演する予定でしたが、当局
の弾圧により出席を見合わせました。この会議では、ウィキリークスに機密情報
を渡した疑いで逮捕された米軍兵士マニングを当局に通報したエイドリアン・ラ
モが、他のハッカーたちから「裏切り者」としてつるし上げを食らいました。
HOPE会議を主催した通称"エマニュエル・ゴールドスタイン"から、ハッカー社会
とウィキリークスの関わりについて興味深い話を聞きます。
つづきはこちら→ http://democracynow.jp/submov/20100727-3 (動画17分)
ゲスト:
*エマニュエル・ゴールドスタイン(Emmanuel Goldstein)ハッカー社会では有
名な人物で、雑誌 2600:季刊ハッカーの編集人。世界ハッカー会議(Hackers on
Planet Earth)の主催者
字幕翻訳:桜井まり子/全体監修:中野真紀子・付天斉
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今週の お勧めトピックス(英語のみ)
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● 中東和平交渉に関するオバマの国連演説は「空疎な言葉でいっぱい」 パレ
スチナ人弁護士ダイアナ・ブトゥ
http://www.democracynow.org/2010/9/24/obama_un_speech_on_mideast_talks
オバマ大統領は国連総会演説の中心にイスラエル・パレスチナ問題を持ってきま
した。大統領は国際社会に自身の和平計画の支持を訴えつつ、パレスチナ側には
イスラエルとの「真の和解」を前進させるよう求め、イスラエルは「入植の一時
停止」を延長すべきだと述べました。パレスチナ側交渉団の顧問だったダイア
ナ・ブトゥ話を聞きます。
● 働いて生きるか戦って死ぬか ポール・メイソンが新著を語る
http://www.democracynow.org/2010/9/24/paul_mason_on__live_working
米国勢調査局の最新の調査で、アメリカの生活困窮者と無保険者の数が急上昇し
ていることがわかりました。4人家族の場合年 22000ドルという法定貧困レベル
以下で暮らしている人は、2009年時点で4360万人もいます。これは米国人全体の
7人に1人という割合で、米国の貧困比率はこの15年で最悪の14.3%に上ります。
英国人ジャーナリストのポール・メイソンに彼の新著Live Working or Die
Fighting: How the Working Class Went Global(『働いて生きるか戦って死ぬ
か:いかに労働者階級が世界中に広がったか』)について話してもらいます。
● 「何がほしいか言ってくれ」:フアレスの新聞、記者射殺後にカルテルに向
けた社説を掲載
http://www.democracynow.org/2010/9/23/explain_to_us_what_you_want
メキシコの町、シウダフアレスの地元紙編集者が同市を恐怖におとしいれている
麻薬カルテルに直接語りかける論説を一面に掲載し、全国的な論議に火をつけま
した。「エル・ディアリオ・デ・フアレス」紙は同紙の若いカメラマンが射殺さ
れた後にその記事を掲載しました。 文面は、「我々に何を求めているのか、説
明してほしい。そうすれば、何がルールなのか、我々にもわかる。 いまはあな
た方がこの市の事実上の権威だ。なぜなら司法当局は、我々の同僚が命を落とす
のを止められないのだから」。
● ホルヘ・カスタネーダ元メキシコ外相、麻薬戦争、合法化、移民、自由貿易
を語る
http://http//www.democracynow.org/2010/9/23/former_mexican_foreign_minister_jorge_castaeda
メキシコでもっとも有名な知識人の一人で元外相のホルヘ・カスタネーダが番組
に参加し、メキシコの麻薬戦争、メキシコでの麻薬の合法化論争、移民、自由貿
易などについて語ります。 カスタネーダは2000年から2003年までメキシコの外
務大臣でした。同 氏は長年にわたりメキシコでの麻薬の合法化を支持してお
り、いわゆる麻薬をめぐる戦争を、公然と「行き詰まりの戦争」と呼び、回避で
きる闘いであるとしています。
● 「歓迎されるべき出立」:ロバート・シアーが語る 規制解除派のサマーズ
大統領経済顧問の辞任
http://www.democracynow.org/2010/9/22/could_summers_departure_herald_a_new
オバマ大統領の経済チームの再編が更に進みそうです。ローレンス・サマーズが
年内に国家経済会議議長を辞任しハーバード大学に戻ると明かしました。ブルー
ムバーグ・ニュースによると、現政権が「ビジネスに敵対している」とする
ウォール街の批判に対抗するため、ホワイトハウスはこのサマーズに代わって大
物企業人の起用を検討しているようです。ベテラン・ジャーナリストのロバー
ト・シアーに話を聞きます。彼はThe Great American Stickup: How Reagan
Republicans and Clinton Democrats Enriched Wall Street While Mugging
Main Street(『アメリカの大強盗:一般市民から巻き上げた金でウォール街を
潤したレーガン共和党とクリントン民主党』)を出版したばかりです。
● チリの経済学者マンフレッド・マックスニーフ:米国は「発展不全国」にな
りつつある
http://www.democracynow.org/2010/9/22/chilean_economist_manfred_max_neef_us
オバマ大統領は次の彼の最高経済顧問に企業経営者を指名するかどうか検討して
いるといわれますが、一方で多くの経済学者たちがこの米国の道程に疑問を抱い
ています。著名なチリの経済学者マンフレッド・マックスニーフに話を聞きま
す。彼はOutside Looking In: Experiences in Barefoot Economics(『外側か
ら見た経験:裸足の経済学』)を上梓した2年後の1983年にライト・ライブリ
フッド賞を受賞しています。
● ホルブルック「米がイラク、アフガン、パキスタン戦に数十億を使う中、世
界はパキスタン支援費を払えない」
http://www.democracynow.org/2010/9/21/holbrooke_says_world_cannot_foot_entire
パキスタンは、史上最悪の洪水からの復興努力を続ける中、国際社会からの支援
を求めています。一方、米国アフガニスタン・パキスタン担当特別代表のリ
チャード・ホルブルックは、米政府がイラク、パキスタン、アフガニスタン戦争
に数十億ドルを使い続ける中、世界は復興の全費用を支払うことはできないと述
べています。英国籍でパキスタン人の政治コメンテーター、作家、活動家のタリ
ク・アリから話を聞きます。
● タリク・アリ:『オバマ・シンドローム:国内降伏、国外戦争』
http://www.democracynow.org/2010/9/21/tariq_ali_on_the_obama_syndrome
英国籍でパキスタン人の政治コメンテータ、作家、活動家で、ニュー・レフト・
レビュー誌の編集者でもあるタリク・アリから話を聞きます。彼には多数の著作
があり、最新刊はThe Obama Syndrome: Surrender at Home, War Abroad(『オ
バマ・シンドローム:国内降伏、国外戦争』)です。
● トニー・ベン 「ブレアは一生を掛けて戦争犯罪で有罪と自覚するべきだ」
http://www.democracynow.org/2010/9/21/british_mp_tony_benn_on_tony
英国の元閣僚で元下院議員のトニー・ベンから話を聞きます。彼は英国労働党史
上最長の半世紀以上にわたって議員を務めました。現在ベンは、戦争反対連合
(Stop the War Coalition)の代表です。
● グリーンウォルドが語るイラン、ティーパーティー派候補、オバマの暗殺政策
http://www.democracynow.org/2010/9/21/glenn_greenwald_on_iran_tea_party
憲法専門の弁護士で、サロン・ドットコム(Salon.com)の政治と法律担当ブロ
ガーでもあるグレン・グリーンウォルドから話を聞きます。話題は、ホワイトハ
ウスのイラン観、ジョン・スチュワートとスティーブン・コルベールが計画して
いるワシントンでの集会、米国市民を標的に含むオバマ政権の暗殺政策、11月の
中間選挙のティーパーティー(茶会運動)派候補者、そのほか多岐にわたります。
● 英国スパイ作家ジョン・ル・カレがトニー・ブレアの自伝を読まない理由
http://www.democracynow.org/2010/9/20/legendary_british_author_john_le_carr
英国の著名な作家、ジョン・ル・カレ(本名:デビッド・コーンウェル)がロン
ドンから番組に出演です。元英国スパイのル・カレの作品には『寒い国から帰っ
てきたスパイ』、『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』、『ナイロビ
の蜂』などがあります。イラク戦争を支持した当時の決定を肯定した、トニー・
ブレア前首相の自伝A Journey(『ジャーニー』)の出版を受けて、ル・カレは
ブレアとの対談を拒否した真相や、ブレアの自伝を読まない理由について語りま
した。
● ジョン・ル・カレ「アメリカ合衆国は気が狂ってしまった」
http://www.democracynow.org/2010/9/20/john_le_carr_the_united_states
ョン・ル・カレはスパイ小説で知られる作家ですが、2003年には反戦をテーマに
したエッセイ集The United States of America Has GoneMad(『アメリカ合衆国
は気が狂ってしまった』)を出版し、 多くの読者に迎えられました。この著作
の一部をジョンが朗読します。
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デモクラシー・ナウ!は皆さんの協力で支えられています。あなたもぜひ、ご参
加ください。