フィリピンの環境破壊や人権侵害問題〜ODAの検証を! | |||||||
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投稿者: 関西フィリピン人権情報アクションセンター 政権交代に伴う「ODAの抜本的な見直し」(岡田外相)が進められている現在、日本の市民社会でも 過去のODAの検証の必要性が唱えられ始めています。今回は、フィリピンの三つのケースから、日本 の支援で進められた「開発」を再検証します。 (以下、転送・転載大歓迎!) http://www.geocities.jp/fujiwara_toshihide/50/20100214.html 2010年2月14日 波多江秀枝さんのフィリピン報告会〜開発支援後の現地で残された問題――日本の責任は?〜 ---------------------------------------------------------------------- 【日時】2010年2月14日(日)午後6時30分〜 【場所】ひと・まち交流館 京都 【報告者】波多江秀枝(はたえほづえ)さん 国際環境NGO FoE Japan 委託研究員 【参加費】500円 フィリピン現地で開発プロジェクトの現場を調査し、環境破壊や人権侵害問題に取り組んでられる国 際環境NGO FoE Japan委託研究員の波多江秀枝(はたえほづえ)さんをお招きします。 国際協力機構(JICA)や国際協力銀行(JBIC)の支援後、10年以上が経過しているフィリピンの開 発事業3件を取り上げて、地元住民やNGOが今尚取り組み続けている問題について報告していただき ます。また、そうした問題への日本側(JICAやJBIC)の対応について、皆さんと考えを深める機会に できればと思います。ぜひご参加ください。 【主催】関西フィリピン人権情報アクションセンター フィリピンのこどもたちの未来のための運動(CFFC) 問合せ先:京都府宇治市広野町西裏99−14 パール第1ビル3階Tel 0774−48−11 00Fax 0774−44−3102http://www.geocities.jp/fujiwara_toshihide/index.html fujiwara_toshihide@yahoo.co.jp ---------------------------------------------------------------------- 開発支援後の現地で残された問題――日本の責任は? ●ボホール灌漑事業 「3つのダムを建設して、10,000ヘクタールの農地を灌漑しよう」――1970 年代に持ち上がった構 想の下、日本の援助で進められたこの灌漑事業。1980年代からJICAによる支援が行なわれ、3つのダ ムが完成しましたが、ダムから恩恵を受けるはずの地元の農民は、ダムからの灌漑用水の供給が十分 でないことから、現在、さまざまな問題を抱えています。(2009年に現地NGOが作成したドキュメン タリー「マリナオ・ダムにおける隠された農民の動揺」も上映予定) ●北ネグロス地熱発電事業 40メガワットの発電を目的とした事業。着工前から環境面での懸念が挙げられていたにもかかわらず 、1997年に日本の円借款を得て、建設工事が進められました。建設中には、環境汚染、健康被害、農 業被害、自然保護区への影響、移転住民や地元農民の生活苦など、多くの環境社会問題が地元住民・ NGO等から指摘されました。その後も、自然保護区に隣接するバッファーゾーン内への事業の拡張な ど、環境社会面での地元住民・NGOからの批判が絶えません。 ●サンロケ多目的ダム事業 JBICと日本の民間銀行団が1998年から9億ドルを融資し、丸紅と関西電力の出資するサンロケパワー 社が建設したアジア最大級のダム。水力、灌漑、洪水制御、水質改善の機能をもつ多目的ダムですが 、昨年、同ダムからの放水が洪水被害を拡大させ、下流の住民の安全を脅かしたとして、地元の住民 や自治体関係者から大きな非難の声が上がりました。また、ダム建設によって、生活の糧を奪われた 地元の住民らは正当な補償を求め、今年1月にも抗議活動を行なっています。 ---------------------------------------------------------------------- ★参考サイト ○外部 国際環境NGO FoE Japan 開発金融と環境 ○サイト内 セブ・ボホール関係 http://www.geocities.jp/fujiwara_toshihide/oda/cebubohol.html 地熱発電 http://www.geocities.jp/fujiwara_toshihide/oda/geothermal.html Created by staff01. Last modified on 2010-02-04 08:22:23 Copyright: Default |