レイバーネット総会開かれる〜労働運動の魅力伝えよう! | |||||||
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3月20日午後、「レイバーネット日本2009総会」が東京・SKプラザ地下ホールで開かれ 、今年度の活動について意見交換が行なわれた。35名が参加した。 第1部は年次報告、会計報告、ディスカッションで、最初に伊藤彰信代表があいさつ。 「50人でスタートした2001年の結成総会の時の目標は会員を300人に増やすことだった 。現在は400人を超えている。『ユニオンYes』のキャンペーンを通じていろんなメッセ ージを発し、会員が増えた。大手メディアが取り上げなかった現場の働く人の、生の声 を載せてきた。時代の変わり目にある政治、社会、労働運動の情勢のなかで、こうした 取り組みをどう広げていくか。これまでやってきたことをさらに充実させたい。今回私 は代表を辞めて顧問になる。今日はじっくり討論していきたい」。 ■はたらくものの総合的文化運動を 副代表の松原明さん(写真下)が、活動の経過を報告した。新入会員は組合活動家やそのOBなど多 彩だが、マスコミ関係者の入会も目立っているという。アクセスは1日約1500件(ペー ジビューは6000)、累計で185万件をカウントしている。 会計報告の後、6項目にわたる今年度の活動方針が提起された。松原さんは「文化運動 というと、政治運動に比べてとかく低く見られがちだが、文化とは思想のことであり、 労働者としての生き方を表現・伝達するもので、運動の基本だと思う。この間生まれて きた映像・音楽・漫画・川柳等々、総合的な労働者文化運動をめざしたい」と強調した 。また首都圏に集中しがちな報道について「レイバーネットの全国化」という課題を掲 げ、今後積極的に記者が全国へ出かけて取材し、伝えていくべきだと訴えた。 運営委員メンバーは昨年と同じだが、人事体制を次のように決めた。伊藤彰信さんは顧 問になり、共同代表として尾澤邦子・河添誠・松原明・安田幸弘の四氏を選出した。事 務局長に土屋トカチさん、事務局次長は3人で、従来の武田敦・松元千枝さんに佐々木 有美さんが加わった。国際部は高幣さん、そして新たに川柳班もでき、今後こうした部 会活動を強化していくことになった。人事をめぐる議論では、「女性が少ない運動は広 がらない。今回はまあまあ。今後女性をどんどん抜擢してほしい」という意見があった 。 ■一人ひとりの当事者が発信しよう 第2部は、伊藤・新顧問による「レイバーネット日本のこれまで」と題する特別報告で 始まった。 イギリスのレイバーネットは、リバプールの港湾労働者の「500名解雇争議」の闘いを 世界に伝えるという目的で1995年、クリス・ベリー氏個人の発信から始まった。以降、 カナダ、アメリカ、韓国で、情報発信の手段としてインターネットの活用が続く。 日本では労組活動家、自主メディア関係者、インターネット技術者らが出会い、2001年 2月に「レイバーネット日本」が誕生した。 伊藤さんは大学卒業後、1970年にNECに入社した。新卒者800人のうち100人がコンピ ューターの部署に配属された。文系の伊藤さんは、6ヶ月間集中して基礎を学ぶうちに 、コンピューターは権力の人民支配・管理の道具だと感じ、退職する。しかし、80年代 に個人が使えるパソコンが登場してから、「これは民衆の武器になるのではないか」と 考えを変えたという。 他国にはない日本のレイバーネットの特徴は、個人単位で入会し定額の会費を支払う「 会員制」であること。総会や定例会議を開催して運営していることだという。また報道 記事については、一人ひとりの「主観報道」を重視し、大手メディアが標榜する「客観 報道」は求められない。現場の当事者が発信することに価値があり、そうしたウェブ報 道を広げようと訴えた。また「レイバーネットは一つの主義主張をもった運動体ではな い。さまざまなグループ・個人の情報ネットワーク体であり、そうした連携の場を提供 することに価値がある」と強調した。 ■なぜ、ここまでがんばるのか 共同代表・河添誠さん(首都圏青年ユニオン・写真上)の報告は、「レイバーネットのこれから 〜非正規・反貧困の運動から見えるもの」。河添さんは、この間の非正規・反貧困ネッ トワークの誕生で盛り上がる運動を意識しつつ、「労働相談に来る人のなかには所持金 が3円とか、800円という人もいる。こうなると、もはや労働相談ではなく生活相談。そ こまで追いつめられている」と指摘。「なぜ、こんな状況になるまで、我慢してしまう のか。他人に頼らず最後まで自力で持ちこたえる、という意識が強すぎるのだ」。「声 をあげることや闘うことへの、根深い不信やあきらめがある。数十万と言われる首切りが起きているが、この間組織化されたのは2000人程度」と現状を見つめ、「労働 組合の魅力がもっと見えるようにしなければいけない。その接点をどうつくれるかが課 題で、その意味でも漫画や映像を使ったユニオンイエス運動が改めて必要だと思う」と 力を込めた。 参加者から、さまざまな報告や提起があった。「週刊金曜日」に記事が掲載されたこと で、会社側の見せしめ的解雇攻撃を受けた派遣添乗員問題。小山帥人さん(写真上)による大阪でのレイバーフェスタ の報告と総括。タイの国際会議で考えた、アジアの労働者とのコミュニケーションにつ いて。労働組合がインターネットを使う上での限界や問題についてなどなど、多岐にわ たった。また、「年越し派遣村」や、パナソニックの派遣切りに抗議する当事者と支援 者の闘いの記録映像も上映され、多彩でにぎやかな集いとなった。 二次会にも14名が集まり、大阪から参加した小山帥人さんを囲んで交流。「レイバーネ ット放送局」の話などで盛り上がった。 自主メディアとして不動の地位を獲得したレイバーネット日本。全国の労働者と市民が 、主体的に現場からの情報発信を担うことで、幅広いネットワークと文化の形成、労働 運動間の連帯がいっそう推進される。そんな期待が込められた今回の総会だった。(Y ) Created by staff01. Last modified on 2009-03-21 17:29:43 Copyright: Default |