報告:「変革のアソシエ」発足記念講演とシンポ | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第4回(2024/10/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
「変革のアソシエ」発足記念講演とシンポ―研究者と活動家の「もやい」として 6月6日(土)18時より総評会館にて「変革のアソシエ」の発足記念講演とシンポジ ウムが開かれ130名が参加した。足立眞理子氏(御茶ノ水女子大准教授)、高橋順一 氏(早稲田大学教授)の司会で、開会のあいさつとして伊藤誠氏(東大名誉教授)の あいさつがあり、資本主義の危機のなかで、変革の機軸として研究者と活動家を結ぶ ものとしての「変革のアソシエ」があるので、ぜひ協力・参加をお願いしたい、とよ びかけた。 講演は本山美彦氏(京都大学名誉教授)の「世界恐慌と危機の真相―わたしたちは どこへ向かうのか」と題されたもので、大きな国家/資本主義の精神/マネーパワー の限界/レイテッドコミニュティ/辺野古基地問題など、課題を挙げて語った。GM破 綻が国家により救済されるが、かつて小さな政府を主導した人々は自己責任をとるべ きだろう。現在は金融資本主義の終焉を意味している。資本主義は金融寡頭制により 腐敗し金融権力として人々を食い物にするようになった。オバマ大統領の勝利も資本 家のプログラムのうちにあった。そのような世界のなかでソマリアなど資本主義のグ ローバリズムの影響で破綻させられて内戦と飢餓にさらされて「海賊」という立場を 選択せざるをえなくなった。このようにシステムからはじかれてこぼれ落ちるところ はいくつもある。沖縄とグアムもそうなっている。辺野古の新基地は米軍の国際戦略 の再編に連動している。もっと戦闘的な機能の基地をつくろうとしている。わたした ちは米国的グローバリズムを拒否するようになった。いまでは「結」の共同作業によ る「もやい」場をつくりだそうとしている。変革をおしすすめよう。 その後は戦略提言としてそれぞれ発言があった。 河村哲二氏(法政大学教授)からパクス・アメリカーナの再検討、武健一氏(連帯 ユニオン関西地区生コン支部委員長)から「連帯ユニオン」の運動の報告、安次富 浩氏(沖縄・名護ヘリ基地反対協議会代表委員)から沖縄基地反対運動の現状と国民 的な運動の必要性を提起し、大野和興氏(農業ジャーナリスト)から農民の土地所有、 農家の危機と反貧困や、生存権の運動との連携を語った。 最後に司会者から、講演にさきだってひらかれた発足集会の報告と役員の紹介があ り、活動をはじめていこうと、今後の運動を提起した。 今後「変革のアソシエ」は会員を募り、ニュースレターや書籍の発行、講演会や連 続講座などを開催していくという。(安齋徹雄) *写真は講演する本山美彦さん。 Created by staff01. Last modified on 2009-06-09 17:45:18 Copyright: Default |