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LNJ Logo 写真速報 : 世界死刑廃止デーイベント「死刑囚からあなたへ」
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世界死刑廃止デー(10/10)にあわせて、10月11日、東京・新宿の角筈区民ホールで「死刑囚からあなたへ」のイベントが開かれ、満席の250名が集まった。主催は、死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90。死刑廃止が世界の流れの中で、先進国では、唯一日本だけが今年に入って13名を執行するなど異常事態が続いている。死刑を世界で推進しているのは日本・中国・北朝鮮という状況なのだ。今後もいつ執行が行われるかわからない、そんな緊迫したなかで、イベントは開かれた。

集いでは、死刑囚の描いた絵画や文芸作品が紹介された。作家の加賀乙彦氏らが寸評を行い「内面を一生懸命表現したい思いを感じる」などと語った。また死刑囚105人のうち77人からアンケート回答が寄せられ、その直筆の声が披露された。そこにはえん罪・司法のひどいやり方を訴えるものから「死刑囚は鬼でも別の生き物でもない。同じ時代に生まれた同じ普通の人間」という独房から叫びもあった。

また永田洋子死刑囚が危篤に陥っていること、麻原彰晃死刑囚の獄中での様子なども紹介された。

イベント終了後、新宿周辺を約150名でデモ行進し、死刑廃止を訴えた。(M)

↓死刑囚の描いた絵画を写しながら寸評を行なった。左から太田昌国・加賀乙彦・北川フラム・坂上香・川村湊の各氏。

↓ロビーに展示された死刑囚の作品

↓新宿周辺をデモ行進


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