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京都の菊池です。
次の催しにご都合つきましたらぜひご参加ください。
また多くの方にお知らせください。よろしくお願いします。

2008年9月19日発行のチラシより転載



大阪府立学校に働く非正規職員346名の解雇を許すな!10・3集会

日時・場所・・・10月3日(金)午後6時30分 エルおおさか708号室(地下鉄・京阪天満橋
駅から徒歩7分)
講師・・・「官製ワーキングプア」の著者 布施哲也さん(東京都清瀬市議会議員)
主催・・・許すな橋下行革!実行委員会・大阪府立学校に働く非正規職員有志の会
連絡先 電話06-6242-8130
ブログ http://yatoidome.blog44.fc2.com/blog-entry-2.html
(橋下府政を考える!非正規職員の雇い止め問題)
会場代・講師交通費カンパ・・・700円をお願いします。




橋下知事!府立学校で働く346名の非正規職員(年収105万円の官製ワーキングプア)を全員解
雇するとは、あまりにも理不尽ではありませんか!
全国学力テストの結果に「このざまは何だ」と怒る前に、
府立学校の教育を支えてきた非正規職員346名の解雇を撤回するべきです!

許すな橋下行革!実行委員会・大阪府立学校に働く非正規職員有志の会


大阪府民、職員、府議会議員の皆さん!

府立学校に働く非正規職員346名が解雇されようとしています!

 橋下府知事が示した維新プログラムでは、これまで府立学校の教育を支えてきた教務事務補助員(
印刷などの事務補助や家庭科などの実習補助を行っている職員)などの非正規職員346名を来年3
月末をもって全員解雇することになっています。こうした職員は、学期ごとの雇用になっているため
に年収が105万しかありません。それでも生徒たちのために、長い人では20年、30年働いてき
たのです。そうした非正規職員をばっさり解雇するというのは、あまりにも理不尽なことです。
 大阪府の財政は、橋下知事が言うような「破産状態」などではありません。ましてや年間5億円の
雇用費が出せない状況でもないのです。現に橋下知事は、御堂筋をイルミネーションで飾るための2
0億円は惜しまないと言っているのですから。
 当初この案が出された際には、校長も府の教育委員会も反対していました。何故ならこの346名
の教務事務補助員などを解雇することになると、学校現場が回っていかないことを最もよく知ってい
るからです。しかし、現在では橋下知事に従って、「解雇は仕方がない」と言い方を変えてきている
のです。私たちは、府立学校における教育を守るために、非正規職員を346名の解雇撤回を要求し
ています。

(私の訴え!
枚方高校 教務事務補助員 小島茂一
 私たちは、学期単位の雇用で働いています。印刷などの教職員の事務補助を行っています。この4
月にいきなり「来年からクビ!契約はしない」と、大阪府の橋下知事が決めました。
 納得いく理由もなく、御堂筋のイルミネーションの方が大事だと言い切り、私は「物以下」の扱い
を受けています。必要とされているのに・・・、働きたいのに・・・。私たちがいなくなれば、教職
員に今まで以上に教師と生徒たちとの会話が減っていき、行きわたった教育ができなくなります。
 私は少しでも生徒がよい学校生活を送れるよう、微力ですが教職員のみなさんのチカラになってい
たいのです。)


「このざまは何だ」と怒る前にやることがあるでしょう!

 橋下知事は全国学力テストの結果が2年連続で全国平均を下回ったことで、府教委に対して「この
ざまは何だ」と怒ったというこですが、もし本当に教育のことを考えているのなら、これまで現場で
府立学校の教育を下から支えてきた教務事務補助員などの非正規職員346名の解雇を撤回するべき
です。
 私たちはこうした問題を含めて、自治体で働く官製ワーキングプア状態に置かれている人たちのこ
とや学校教育について、10月3日に集会を開催し、話し合います。
ぜひご参加ください。

労働や貧困について今週印象に残った記事


扶桑社の週刊誌スパ10/7号が表紙に
次の見出しを掲げていました。

格差の新現象
正規雇用の3割=1085万人が額面年収200万円代以下!極貧正社員ワーキングプアの悲鳴が止
まらない!!
76%が「子育てムリ」と答える、この現実はもはや度し難し
また、鴻上さんの連載エッセイでとりあげていた本め興味深かったです。

※朝日新聞社の週刊誌アエラに、先週9/29号から
「働くが壊れる」というシリーズ記事が書かれていますが、
ちょうど先週は
名ばかり正社員についてでした。
今週10/6号は
二重偽装管理職についてでした。

10/2木曜から二回で朝日新聞朝刊に
女性と貧困ネットワーク結成
手をつなぐ貧困女性の
現場についての記事が書かれていました。

週刊文春の
文春図書館今週の必読の欄の
評者石井光太さんの紹介により、
松本仁一著「アフリカ・レポート−壊れる国、生きる人々」岩波新書
に興味ひかれました。

今週の女性セブン10/16号の
新われらの時代
は、
ひげを描いて握ったハンドル
82才現役女性ドライバー。子供寝かせて運転席から見えてきた、真夜中の東京はもう43年目・・・と
いう記事がかかれましたが、
そのなかの、次の文にどきっとしました。


17才で小学校に教師として赴任した。
 戦争の足音が日増しにおおきくなっていく時代だった。B29が飛ぶ下で、子供たちに「日本には神
風が吹く」と教えた。しかし、日本は戦争に負けて終戦。その日を境に、青野さんは教職を辞した。
「日本は負けない、そう教えてきた自分が嫌になったんです。この戦争は聖戦だ、日本は神国だと教
えてきたんですよ。人にものを教える資格はないと思いました」
 新しい時代に新しい生き方を探るべく21才で上京。・・・

日野ルノーで販売員として働くが、
日野自動車とルノーの契約が切れてしまう。青野さんは、そのまま残って新たな車を売ることも可能
だったが、「昨日までルノーを命がけで売っていて、今日から別の車は売れない」といって、7年間
働いた職場を退いた。

Created by staff01. Last modified on 2008-10-03 11:13:30 Copyright: Default

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