反面教師の都教委〜都庁前 One day アクションの報告 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバー映画祭(報告) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第367回(2024/11/7) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第4回(2024/10/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
*きみネットより
「河原井さん根津さんの「君が代」解雇をさせない会」の吉田です。 3月10日、都庁前One Dayアクション第3弾を開催し、朝8時からの チラシ撒きから始まり、4回にわたる抗議・要請、そして広場での リレートーク、歌などの、「君が代解雇」をさせない!の意思表示 に延べ240人ほどが集まりました。 参加者は、三重、神戸、高槻、豊中、大分などからも。 また、教員のほか、根津さんが勤務していた学校の地域から 若いお母さんたちを中心とした市民グループ、学生、医師、ヘルパー、 ミュージシャン等、さまざまな地域からさまざまな職種の人たちが 集まりました。 都庁での要請・抗議、広場でのリレートークの場では、 それぞれの立場からさまざまな言葉で、「君が代解雇をさせない」 「君が代解雇を許してしまったら、学校が、子どもたちが、社会が どれだけ危ない方向に行ってしまうか」が話されました。 「職務命令の乱用・乱発は、日本社会の人権意識の欠如を世界に アピールしていることに他ならない。」 「最近の事件の中でもっとも痛ましかったものは、相撲部屋で 起きたリンチ事件。リンチに加わった兄弟子たちは親方の 命令は絶対で、拒否することはできなかったと述べた」 「教員が、不当でも命令である限りは従わなくてはならない、 ということになったら、それを見る子どもたちは、日常のなかで おかしいなと疑問をもったとしても、口に出せなくなってしまう。 子どもに間違ったことを教えることになってしまう」 「日の丸・君が代の強制の実態について学ぶなかで、 君が代斉唱時に教員たちを立たせてしまっているのは、 世間の無関心かもしれない、と思うようになった。 今日は、都庁に向ってちゃんと目を向けている、ということを 都庁に知らせたくて来ました」 (教育情報課長の黒田氏に向って) 「黒田氏は、上からの命令にしたがって、こういうことをただただ やらなくてはならない立場にある、ということがわかった。 お気の毒さま。でも、黒田さん、あなたには責任があるということも わかりました」 「都庁に来て、その対応を見て、戦争をとめるには、抵抗すれば いいのだ、ということがわかった。そういう意味では都教委は反面 教師。弾圧すれば、人が黙ると思ったら大間違い、不当なことを されれば、人は立ち上がる」 「職務命令違反で処分するということは、どんなに理不尽な命令で あっても、命令には従え、というのと同じ。かつて命令によって国民は 侵略戦争に駆り出されていった。不当な職務命令に屈してしまったら、 同じ過ちを繰り返すことになる」 「国や軍隊は間違いを必ずおかす。そうならないためには市民 一人ひとりの意見を聞くことだ」 「歌詞の意味や歴史、なぜ歌うのかについて一言の説明もなしに 君が代を強制するやり方からは、どういう子どもに育ってほしいのか、 という都教委の考えは見えてこない。 もし、お国のために進んで命令に従う子どもに育って欲しいなら そう説明すればいいものを。何も言わずに一方的に押し付けるのは 変じゃない?」 これらの言葉から反面的に浮かび上がってくるのは、毎度27階、30階で 人間バリケードを張り、「回答しない」「説明する必要はない」 「会うつもりはない」などと、対話をはなから拒否し、都合が悪くなると だんまりを決め込む都の職員たちの姿でした。 自分で説明できないような仕事を指示されても、それを正そうとする 判断がもはやできない都の職員たちに教育を任せることはできない、 彼らが進める「強制」「処分」「君が代解雇」は、子ども達を、社会を 間違いなくおかしな方向に導く、そう確信した一日でした。 08.3.10 Created by staff01. Last modified on 2008-03-11 08:48:00 Copyright: Default |