10月29日、派兵給油新法は参議院で審議の大詰めを迎えた。民主党が早期審議の応じたことで「新法」は驚くべきスピードで衆院審議を終えた。与党は、参議院でも早期に審議を終え、衆議院再議決を狙っている。29日昼の国会前では労働者・市民が抗議の声を上げた。
今重要なことは、「国会解散」の取引材料としての「新法審議」ではない。民主党の喜納昌吉参議院議員は、国会前集会で「このような問題を解決できる政権にならなくては、意味がない」と強調した。
少なくとも世論は「スピード審議」を望んでいない。審議を尽くさせ、廃案に追い込む闘いが必要だ。(湯本雅典)
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Last modified on 2008-10-30 12:23:59
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