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新任免職裁判で大阪高裁が逆転勝利判決 | ||||||
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大阪教育合同・寺本です 8月29日、新任免職裁判の控訴審判決が大阪高裁であり、地裁での不当判決をひっくり返し、逆転勝利判決をかちとりました。 大阪高裁には、大阪全労協、おおさかユニオンネットワークの各組合、 全学労組に結集する全国の独立組合、そして教育合同の組合員など12 0名が結集し、法廷と1階ロビーに分かれて判決を待ちました。 1時20分頃に、「逆転勝訴」の垂れ幕が高裁1階ロビーに降りてきた 時、待機していた多くの人々は大きな拍手で喜びを爆発させました。そ の後、井沢さんと在間弁護士らは勝利の記者会見(写真下)をおこない、駆けつけた組合員らは近くの弁護士会館で勝利報告集会をおこないました。 在間弁護士は、第1に、井沢さんが「条件附採用」であったかどうかに ついて、明確に、それ以前に同じ自治体である大阪市職員として6ヶ月 の条件附採用期間をクリアし、正式採用として働いていたことを認定し て、大阪市立学校の教諭に任用されたことは「転任」にあたる、した がって、井沢さんには「条件附採用」はあてはまらないとはっきり判断 し、第2に、仮に条件付き採用であったと仮定しても(裁判所がここま で踏み込んで書くことは珍しい)、井沢さんを不適格と判断する理由は ないと認定したことの2点が判決の要旨であり、まさに完全勝利判決の 名にふさわしいものであると判決の意義を説明しました。 原告の井沢さんは、「市教委に上告断念を迫るとともに、校長の事故報 告書の撤回、市教委の謝罪まで闘っていきたい」と力強く発言し、大き な拍手を浴びました。 その後、大阪市役所前に移動し、上告断念の申し入れ行動をおこないま した。 *写真は、勝利の記者会見の様子 Created by staff01. Last modified on 2008-08-31 12:25:01 Copyright: Default |